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読書に関するprisoneronthewaterのブックマーク (5)

  • 原田泰・大和総研『データで見抜く日本経済の真相』、荻上チキ、飯田泰之、鈴木謙介『ダメ情報の見分け方』

    12月に入って更に忙しくなっておりますが、今回取り上げる二冊は情報をどう活用・把握するかという視点では共通した著作かと思います。 まず原田さん・大和総研のエコノミストの方々による『データで見抜く日経済の真相』ですが、原田さんの『日はなぜ貧しい人が多いのか』新潮選書と同様に、思い込みではなく事実に基づいて日経済の現実を把握しようという視点が貫かれています。事実に基づかなければ認識が誤ったものになり、対策も誤る事になる、こういう訳です。内容は分かりやすく配慮されており読みやすいのですが、データを追っていくと面白いですね。日は住みやすい国なのか?、日は破綻するのか?、世界は変わってしまったのか?出口の先に何があるのか?という視点は興味深いです。 二冊目は、荻上チキ、飯田泰之、鈴木謙介の3氏による『ダメ情報の見分け方』。現代社会におけるメディア・リテラシーとは何か、そのあり方について論じ

    原田泰・大和総研『データで見抜く日本経済の真相』、荻上チキ、飯田泰之、鈴木謙介『ダメ情報の見分け方』
  • 田中秀臣『AKB48の経済学』

    田中先生の新著『AKB48の経済学』ご恵投頂きました。どうもありがとうございます。書のあとがきにもありますが、書は田中先生の前著『デフレ不況 日銀行の大罪』で論じられているデフレ不況を反映する「心の消費」の拡大、その中での小さな物語をつむぐ巨大なネットワークとしてのAKB48の活躍とその魅力を、ビジネスモデル、心の消費、おたく市場、大相撲と日型雇用、アイドルグループの経済分析、ローカルかグローバルか、といった視点から分析を行うことで明らかにしたです。 自分も痛感するところでありますが、長期停滞の中で若者ダメ論をしたり顔で唱える大人供こそ唾棄すべきもので、デフレが続く中でも若者は元気かつ闘争心を持って努力しているわけです。長期停滞に少なからず責がある大人達が自らの責任を問い、変革を行うことが出来ず、結果として若者に負担を押し付けるという惨劇が今後も行われるのではないかと思うと、慨嘆

    田中秀臣『AKB48の経済学』
  • 山崎好裕『経済学の知恵 現代を生きる経済思想 増補版』、松尾匡『図解雑学 マルクス経済学』

    今日取り上げる二冊は、ともにご恵投頂いたもの。山崎先生、松尾先生どうもありがとうございます。いずれも面白いです。大変遅くなりましたがご紹介かたがたエントリしてみます。 まず一冊目の『経済学の知恵 現代を生きる経済思想』。こちらは過去の経済学者の思想を紹介することで、経済学の現在をその考え方の次元で分かりやすく伝えることを目的に書かれたです。著者の山崎先生も仰っていますが、かなり欲張りなで、スミス、マルクス、セン、リカード、ミル、ハイエク、ケインズ、シュンペーター、ポランニー、ミュルダール、等々・・・といったそうそうたる経済学者の思想の紹介と、その経済思想のどの点が現代的であるのかが論じられています。内容も分かりやすく、経済学に馴染みの無い方でも十分に理解でき、考えさせられるになっていると思います。全部で26章、26人の経済学者の思想が紹介されていますが、一つ一つの内容は独立していま

    山崎好裕『経済学の知恵 現代を生きる経済思想 増補版』、松尾匡『図解雑学 マルクス経済学』
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  • 岡田靖さんの読書リスト - Economics Lovers Live

    Twitterで忘れないうちに、岡田さんの読書リストを覚えてる範囲で書きとめたけど、これはそれをまとめたもの。日のリフレ派の著作は基的に省略。 小室直樹『危機の構造』(かなり影響うけたといってた)。 アンドレスキー『社会科学の神話』(これでその影響を覆した)。 http://www.ichigobbs.org/cgi/15bbs/economy/0563/ より 21: ドラエモン  2002/07/10(Wed) 09:49 >>18 「社会科学の神話」は、経済学やめちゃうリスク(w)より、他の分野の社会科学研究者 に、遥かに破壊的な効果をもっているんではないの?このが出版されたとき、日経の書 評欄に西部氏が「これをいっちゃーおしめーよ」と書いてた。レヴィ・ストロースの研究 が、ある時期から曲がり始め、構造主義がトンデモに転落してゆく軌跡が大笑いだったね。 まあ、黒木さんの大好きな

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