「LIAR GAME」で独創的なゲームと、参加者の心理戦を巧みに描いた漫画家・甲斐谷忍氏が、麻雀を題材にした新連載をスタートさせた。週刊少年マガジン(講談社)で22日始まった「無敵の人」は、オンライン麻雀で無敗を誇る絶対王者の少年・邑田瑞樹と、あるきっかけから友人となる少年・園川順平の2人が主人公。構想・取材開始から6年後に登場した、新感覚の麻雀漫画はいかなるものか。甲斐谷氏に話を聞いた。 -新作を描くきっかけは 甲斐谷 最初に描こうと思ったのが6年ぐらい前。業界の複数の人から「甲斐谷さんの麻雀漫画が読みたい」と言われまして。それまで、麻雀の漫画を描こうと思ったことはなかったです。ちょうどその時、友人が麻雀店のオーナーだったので、取材として2年間ぐらい店員として働かせてもらいました。「LIAR GAME」の連載中だったんですけどね(笑)。漫画家になる前に打っていましたが、漫画家になった後は