5月21日、民主党の「円高デフレ対策特別チーム」座長代行の大塚参議院議員は、ロイターのインタビューに応じ、デフレ脱却を実現していない以上、金融政策は十分ではないと述べ、強力な緩和継続を求めた。都内で2009年9月撮影(2012年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 21日 ロイター] 民主党の「円高デフレ対策特別チーム」座長代行の大塚耕平参議院議員は21日、ロイターのインタビューに応じ、デフレ脱却を実現していない以上、金融政策は十分ではないと述べ、強力な緩和継続を求めた。追加緩和の手段として、円高是正効果を持つ外債購入は「やった方が良い」と前向きな検討を促した。 欧州信用不安の再燃が新たなリスクとして浮上するなか、5月22日、23日の金融政策決定会合で、追加緩和に踏み切っても「不思議ではない」としたが、日銀が判断することだとも語り、中央銀行の独立性を尊重した。 欧州信用不安の再燃