今日は僕の最も尊敬する恩師である辻監督の29年目の命日だった。 あの痛ましい事故(1985年の日本航空123便墜落事故)から、もう30年を迎えようとしている昨今...。 毎年この時期になると独特の気持ちに襲われるのだが、今年も本当に色々な想いが僕の頭の中を駆け巡った...。 あの夏の日、僕を含めたチームメンバーは翌日から控えていた強化キャンプのために全員、河内長野の五輪荘(※後述)に泊まっていた。当時チームメイトの先輩だった国末さん、同期の大竹さん、原君らもいたと思う。 その前日、本社(シマノ・堺市)のチームデスク(当時はチームメンバー全員がQC/クオリィティーコントロール部署に所属していた)の朝礼で辻監督から、「俺は明日、東京の連盟に行って来るが、明後日からお前たちの早朝練習に間に合うようにできれば日帰りしたい。だからそのつもりで準備しとけよ」と言われ、その時のやりとりが生前の辻さんとの