最初から再生 続きから再生 ↓以下はオプション。反映させるには「最初から再生」ボタンを押してください speed: 1 ×閉じる 子どもが犯罪被害に遭わないために親が知っておくべき知識について、地域の安全や犯罪予防を研究する小宮信夫立正大学教授が、実際の事件や事故を元に検証しながら解説する連載。前回の記事では、神戸連続児童殺傷事件から学ぶべき防犯ポイントについて説明しました。 今回取り上げる事件は、2013年8月に三重県朝日町で起きた、女子中学生強制わいせつ致死事件です。小宮教授は、「この事件からも、犯罪が起きやすい条件がそろっていたことが分かる」と言います。お話を聞いてみましょう。 ──今回分析するのは、2013年8月25日、三重で起きた事件です。花火を見に行った中学生の女の子が、帰り道の途中にある空き地で殺害されました。 その日、被害者であるAさんは、四日市花火大会を友だちと見物した後