TOP サイクル ロードレース サイクルロードレースレポート 【宮本あさかのツール2020 レースレポート】むちゃくちゃに振り回したガッツポーズと、頬を流れ落ちる涙。アラフィリップが遂に勝利を射止め「父に勝利を誓っていたんだ」/ 第2ステージ
ニース3連戦2日目はオー・ペイから初日同様に海岸線プロムナード・デ・ザングレへと戻る187Km、1級山岳2つ、2級山岳1つとボーナスタイムが獲得できる丘を登る本格的な山岳ステージ。第1ステージ終了後の検査で骨折が見つかったフィリップ・ジルベール(ロット・スーダル)とラファエル・バルス(チーム バーレーン・マクラーレン)、タイムアウトとなったジョン・デゲンコルブ(ロット・スーダル)を除く173選手が晴天の中スタートした。 16km地点にある中間スプリントポイントを目指しペーター・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)、マッテオ・トレンティン(CCCチーム)ら8選手が逃げ、トレンティン、サガン、トムス・スクインシュ(トレック・セガフレード)の順番でポイントを獲得。2つの1級峠ではブノワ・コヌフロワ(アージェードゥーゼール・ラモンディアール)とアントニー・ペレス(コフィディス)激しい山岳賞争いを見せ1
【栗村修】 一般財団法人日本自転車普及協会 1971年神奈川県生まれ 中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。 いよいよ「第107回 ツール・ド・フランス」が開幕しています。 本日の第2ステージは初日に続きニース近郊での準山岳ステージとなり、アラフィリップが「さすが千両役者!」と思わせる素晴らしい勝利を飾り、マイヨジョーヌ
2020年のツール・ド・フランスは新型コロナウィルスの影響で約2ヶ月遅れたものの、ニースでグランデパールを迎え176選手が3週間の旅に出発した。0kmファーストアタックをかけたミヒャエル・シェアー(CCCチーム)、シリル・ゴティエ(B&Bホテルズ・ヴィタルコンセプト)、ファビアン・グルリエ(トタル・ディレクトエネルジー)の3選手が逃げに乗り、メイン集団は3分弱のタイム差でレースをコントロール。 ドゥクーニンク・クイックステップのスプリンター、サム・ベネットらの落車を皮切りに幾度となく集団落車が発生、ジュリアン・アラフィリップ(ドゥクーニンク・クイックステップ)が下りで落車しバイク交換、パヴェル・シヴァコフ(イネオス グレナディアーズ)、カレブ・ユアン(ロット・スーダル)、ジャコモ・ニッツォーロ(NTT プロサイクリング)、ミゲルアンヘル・ロペス(アスタナ プロチーム)らも滑る路面の犠牲とな
サイクル ロードレース コラム 2020年8月29日 【ツール・ド・フランス2020:選手相関】フルームとマイヨ・ジョーヌの物語 ツール・ド・フランス by 宮本 あさか 印刷する 2020年のツール・ド・フランスを、残念ながらクリス・フルームは走らない。5勝倶楽部へのチャレンジは、ひとまず今年はお預けとなった。なによりスカイ時代を通して11年間過ごしてきたイネオスに、もう2度と、ツール・ド・フランスのタイトルをもたらすことはない。 ここ数年、ツールの「主」といえば、間違いなくフルームだった。グランツール7回制覇の最強チャンピオン(ツール・ド・フランス4回、ブエルタ・ア・エスパーニャ2回、ジロ・デ・イタリア1回)にして、スカイ→イネオスの唯一絶対のエース。数多くの強豪アシストたち――他のチームにとっては超エース級の選手ばかり――を従えて、チャンピオンとして頂点に君臨してきた。
【栗村修】 一般財団法人日本自転車普及協会 1971年神奈川県生まれ 中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。 ※システム側のトラブルにより一部改行が反映されない状態となっております。大変申し訳ございません。 「ツール・ド・フランス」開幕まであと2日となったタイミングですが、東京五輪自転車ロードレースの男子日本代表選考ラン
TOP サイクル ロードレース ツール・ド・フランス 【ツール・ド・フランス2020:選手相関】コロンビアとエクアドル。南米が生んだ二人の強者がしのぎを削る。ミゲルアンヘル・ロペス × リチャル・カラパス
2014年ツール・ド・フランスで総合2位にジャンクリストフ・ペローが飛び込んだ時、その想像を超えるような履歴書に、世間は衝撃を受けた。なにしろフランスでは最難関国家資格のひとつに挙げられるエンジニアの免状を持ち(エネルギー工学)、原子力産業会社アレヴァ(現オラノ)のタービン開発部門で仕事をしつつ、2005年オリンピックでMTB銀メダルを獲得し、2008年世界選手権ではMTBチーム優勝を果たしているのだ。さらには32歳でロードレーサーとしてプロ入りし、37歳で初めてのツール表彰台! プロ自転車選手でありながら、アレヴァからは「休職」扱い。たとえアスリートとしての暮らしが突然中断されても、明日すぐにでも他の充実した人生へと再出発できる状況だった。ただし2016年に自転車を降りたペローは、自転車界から離れなかった。フランス自転車連盟(代表監督のポスト)とUCI国際自転車競技連合(機材ドーピング対
TOP サイクル ロードレース ツール・ド・フランス 【ツール・ド・フランス2020:選手相関】カギを握る2人のスロベニア人選手。お互いエースとして火花を散らす!プリモシュ・ログリッチ × タデイ・ポガチャル
【栗村修】 一般財団法人日本自転車普及協会 1971年神奈川県生まれ 中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。 ※システム側のトラブルにより一部改行が反映されない状態となっております。大変申し訳ございません。 いよいよ今週の土曜日(8月29日)から待望の「ツール・ド・フランス」が開幕いたします。 今年もJ SPORTSでは
TOP サイクル ロードレース サイクルロードレースレポート 【フランス選手権:レビュー】アルノー・デマールが文句なしのフレンチトリコロール奪取「ほぼ完璧なレース。なにより団結の勝利」
たとえばトニー・マルティンとジョン・デゲンコルプは、かつて2つの青い星を肩に抱いていた。そう、2人は、ドイツのチューリンゲン州警察の元巡査(Polizeimeister)。2人とも同警察の訓練センター出身で、プロ入り後しばらくも、警察官としての任務を果たしてきた。違反切符を切ったり交通整備をしたり……。「犯罪撲滅!ドーピングは犯罪!」ときっぱり断言するデゲンコルプは、2011年からは「予備役」に。つまり一生涯を正義に捧げる覚悟らしい。 フランス陸軍には、ほんの数年前まで、自転車チームがあった。プロ選手も数多く輩出してきたが、中でも最大の出世頭はバンジャマン・トマとジュリアン・アラフィリップ。前者はトラック競技で世界タイトル3、欧州タイトル5、国内タイトル4を誇り、後者は2018年ツールで山岳賞を、2019年ツールでは14日間もマイヨ・ジョーヌを着用している。ちなみにアラフィリップの、第12
TOP サイクル ロードレース ツール・ド・フランス 【ツール・ド・フランス2020:選手相関】共通するものは高い《プライド》か。エースとしての走りに期待!ミケル・ランダ × ワレン・バルギル
TOP サイクル ロードレース サイクルロードレースレポート 【フランス選手権:プレビュー】強豪勢揃い!伝統のトリコロールジャージを賭けて威信をかけた総力戦が幕を開ける
【栗村修】 一般財団法人日本自転車普及協会 1971年神奈川県生まれ 中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。 ※システム側のトラブルにより一部改行が反映されない状態となっております。大変申し訳ございません。 世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス」の開幕まであと10日ほどとなってきました。 そんな中、前回のブログで
TOP サイクル ロードレース サイクルロードレースレポート 【クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ:レビュー】ベルナルもログリッチも途中棄権。頂点に君臨したのはコロンビアの新星ダニエル・マルティネス!
TOP サイクル ロードレース ツール・ド・フランス 【ツール・ド・フランス2020:選手相関】男をも魅了する千両役者。ペーター・サガン × ジュリアン・アラフィリップ
タイラー・コーエンが23日に集団免疫についてMRに長文のエントリを上げている。それによると、スウェーデンやロンドンやNYでは抗体保有者の割合がおよそ20%に達した後に入院者数や死者数が急減した半面、第一波に続く感染拡大の波が最初とは別の地域(マドリードの後のバルセロナや、NYの後のアリゾナなど)で起きたことにより、集団免疫論者の正しさが裏付けられたように思われた、という。しかし、マドリードやイスラエルを第二波が襲い、ロンドンも第二波に見舞われつつある現状では、集団免疫論者の主張が数週間前ほど正しく思われなくなった、とコーエンは言う。これに対する集団免疫論者の反論にコーエンは以下の通り懐疑的である。 In response, many of the herd immunity theorists strike back and ask “where are the deaths“? But
Lapis Re:LiGHTs ラピスリライツ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く