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  • 熱帯夜の中途覚醒に要注意! 翌日の熱中症につながるリスクあり

    朝スッキリと目が覚めない。目が覚めても疲労感が残っている。眠ろうとしてもなかなか寝付けない。夜中にトイレで目が覚めてしまう――。睡眠に関する悩みを持つ人は多いが、睡眠の科学研究が進めば、こうした悩みも解決する日が来るかもしれない。今回は、熱中症を予防するために、熱帯夜でも睡眠の質を高めるためにどうすればいいのかについて、日睡眠科学研究所所長の野々村琢人氏に解説していただこう。 夏の熱中症は4割が夜間に発症! 今年の夏も相変わらずの猛暑が続いている。気温が25℃より下がらない熱帯夜も珍しくなく、「よく眠れない」と悩んでいる人も多いのではないだろうか。 夜になると屋外の気温は下がるが、建物の中では昼間たくわえられた熱が壁や天井から放出されるため、意外と気温は下がらない。冷房を適切に使わないと、寝苦しくなるだろう。 夏の熱中症の4割は夜間に発症しているという報告もある。睡眠中は、不快感やだるさ

    熱帯夜の中途覚醒に要注意! 翌日の熱中症につながるリスクあり
  • 腎機能は運動で良くなる! 腎臓病の治療も「安静第一」から「運動は重要」に

    「安静第一」から、「運動は重要」に常識が変わった 毎日、好きなものを飲みいして、ときには暴飲暴してしまうことも……。それでも体調が維持されているのは、腎臓の働きがあってこそ。腎臓は体内の老廃物をろ過する「血液の見張り番」、および、血圧や血液成分を調節・維持する「全身の管理人」として24時間働き続けている。 しかし、腎臓の機能はミドルエイジ以降に衰え始め、老廃物のろ過機能は70代では20代の半分ほどになってしまうという。 腎臓の機能が慢性的に低下する「慢性腎臓病」患者は、高齢化や生活習慣病の増加とともに増え続け、2005年から2015年の10年間で、1330万人から1480万人になった。「今後もさらに増えていくことが危惧されます。腎機能の低下は目立った自覚症状がないまま進行していくので、50歳を超えたら腎機能を守る生活習慣をしっかりと意識することが大切です」と、慢性腎臓病の治療研究に40

    腎機能は運動で良くなる! 腎臓病の治療も「安静第一」から「運動は重要」に
  • 「腎臓長持ちごはん」5つのポイント 50歳を過ぎたら実践しよう

    第2回 高血圧、糖尿病、生活の偏りや運動不足のある人は特に注意 2023/8/7 柳操=ライター 腎臓の機能はその持ち主の寿命と一致する、と言えるくらい、全身の健康と密接に関わっている。しかし、腎機能は加齢や高血圧、糖尿病、生活の偏りや運動不足などによって徐々に衰え、放置すると脳卒中、心筋梗塞などの心血管疾患を起こしたり、透析が必要な状態にまで悪化したりする危険がある。腎臓を長持ちさせるには、健康体や慢性腎臓病予備群の頃から、事内容に気を配ることが重要だ。今回は、腎機能の悪化につながりやすい要因や見落としたくない症状、そして、50歳を過ぎた人はぜひ実践したい「腎臓を守る事改善の5つのポイント」を紹介する。

    「腎臓長持ちごはん」5つのポイント 50歳を過ぎたら実践しよう
  • 猛暑の日は脳卒中にも注意! 発症リスクが上昇

    脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)は血圧が高くなる冬に多いと思われていますが、極端に暑い日もまた、脳卒中リスクが上昇する可能性があることが、複数の論文データを統合して解析した研究(*1)で明らかになりました。 極端な高温・低温と脳卒中の関係を検討 これまでに、気温が脳卒中の発症や脳卒中による死亡と関係することを示唆した研究はありましたが、確かなエビデンスは示されていませんでした。地球規模の気候変動は、気温が極端に高い日を増やしているため、高気温と脳卒中の関係を明らかにする必要性は高まっていました。 そこで、中国華中科技大学のJing Wen氏らは、気温が特に高い日または低い日を経験することが脳卒中リスクに及ぼす影響を検討していた複数の研究データを統合・解析し(メタ分析)、気温と脳卒中の関係を明らかにしようと考えました。 医学文献の代表的なデータベースに2022年4月13日までに登録され

    猛暑の日は脳卒中にも注意! 発症リスクが上昇
  • 腎臓の健康は寿命に直結 長持ちするかどうかの分かれ道は?

    体の衰えが顕著になる50代以降、知っておきたいのが「腎臓」のこと。日々発生する体の老廃物を取り除くなど働き者の腎臓だが、年齢とともにその機能は低下し、一定基準を下回ると「慢性腎臓病」と診断される。慢性腎臓病の患者数は増加の一途をたどっているが、近年の研究で、腎機能は生活習慣次第で悪化を抑えられることが分かってきた。「気づいたときには腎機能がかなり落ちていた」という事態にならないよう、「腎臓を長持ちさせる」ためにチェックすべきポイントを、慢性腎臓病の治療研究をしている東北大学名誉教授・山形県立保健医療大学理事長の上月正博氏に聞いていく。第2回以降は、健やかな腎臓を維持できるかの分かれ道となる事や運動習慣について具体的に取り上げる。

    腎臓の健康は寿命に直結 長持ちするかどうかの分かれ道は?
  • 肩こり・四十肩を防ぐ 肩甲骨とファシアの基礎知識

    四十肩・五十肩で腕が上がらない、肩こりが続き、気分もうつうつ……共通の原因は「動きをなくした肩甲骨」!肩甲骨周囲の固まったファシア(結合組織)をゆるめて動きやすくする「肩甲骨ほぐし」が大切です。自身が肩こりに悩んだ経験から、自分でできるストレッチを開発したという整形外科医、遠藤健司さんに聞きました。今回は、まずあなたの「肩甲骨」周囲にあるファシアのカチカチ度レベルをチェックしましょう。

    肩こり・四十肩を防ぐ 肩甲骨とファシアの基礎知識
  • 脊柱管狭窄症に効く! お勧めストレッチ&これだけ体操

    中高年以降、誰にでも起こり得る「腰部脊柱管狭窄症」 日人の多くが悩まされる腰痛は、ほとんどが深刻な病気や異常の心配がない「非特異的腰痛」で、その代表的なものが特集の第1回・第2回で解説してきた慢性腰痛やぎっくり腰だ。一方、医療機関での検査や診断、治療が必要な腰痛は「特異的腰痛」と呼ばれる。その中でも、中高年からシニア層に多く見られるのが「腰部脊柱管(せきちゅうかん)狭窄症」だ。今回はこれにスポットを当てる。 腰部脊柱管狭窄症は、背骨の脊柱管と呼ばれる神経の通り道が狭くなり、神経が圧迫されることで、お尻から太もも、ふくらはぎにかけて痛みやしびれ(坐骨神経痛)が出る病気だ。長い距離を歩けなくなる「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」という症状に悩まされることもある。症状が重くなってくると、手術も検討される。 腰や下半身に痛みやしびれがあれば、「なるべく動かないようにしたほうがいいだろう」と考

    脊柱管狭窄症に効く! お勧めストレッチ&これだけ体操
  • 「足指」がしっかり使えれば、姿勢も体形も変わる

    足指が使えないことで、体の不調が出る 「足指は全身の土台。うまく使えていないと姿勢が崩れ、腰痛や肩こり、ひざの痛みなどの不調が起こりやすくなる。ひざや背骨のゆがみ、背中やお腹のたるみなど体形にも影響が出やすい」と理学療法士のHiromiさん。「足指が使えるというのは、可動性と筋力があり、日常動作で足底アーチを十分機能させられている状態」という。足底アーチとは足裏にあるテントのような空間で、足の親指・小指・かかとの3点で作られた、いわゆる土踏まずのことだ。 「アーチの役割はクッション・バネ・安定性の3つ。歩く、階段の昇り降り、ジャンプするなどの単純な動きでも体重の何倍もの衝撃があり、その衝撃によって関節や骨が壊れないようにアーチのクッション作用が守ってくれる。歩くときや下をはくときに片足立ちになってもバランスがとれるのもアーチの安定性のおかげ」という。 ところが、一見これらの動きができてい

    「足指」がしっかり使えれば、姿勢も体形も変わる
  • 8割の腰痛に効く「これだけ体操」! ぎっくり腰も「動いて治す」

    腰痛は安静にしているとかえって長引く なかなか良くならない腰痛に悩んでいる人は、痛みへの不安や恐れから安静にして過ごしがちだ。コルセットや腰痛保護ベルト(腰ベルト)をお守りのように使用している人もいるかもしれない。まして、ある日突然、激しい腰の痛みに襲われるぎっくり腰を起こしたときは、しばらくは何もせずにじっと寝ているという人も少なくないだろう。 しかし、長年にわたり腰痛のメカニズムや予防・改善策を研究しているTailor Made Back pain Clinic(東京都新宿区) 院長の松平浩氏は、「深刻な病気や異常の心配がない慢性腰痛やぎっくり腰は、安静にしてばかりいると、痛みが悪化したり、長引きやすいことが分かっています」と話す。 第1回で解説した通り、治療が必要な病気や異常が存在しない「非特異的腰痛」、具体的には「慢性腰痛」や「ぎっくり腰」などの多くは、2大要因によって起こる。1つ

    8割の腰痛に効く「これだけ体操」! ぎっくり腰も「動いて治す」
  • 長引く腰痛 負のスパイラルを断ち切るには?

    これだけ多くの人を悩ませている腰痛だが、「そのほとんどは深刻な病気や異常が見つからない、慢性腰痛やいわゆるぎっくり腰です」と話すのは、長年にわたり腰痛のメカニズムや予防・改善策を研究しているTailor Made Back pain Clinic(東京都新宿区) 院長の松平浩氏だ。 診察や画像検査で原因が特定できる腰痛は、「特異的腰痛」と呼ばれる。特異的腰痛は、坐骨神経痛(お尻から足先にかけて走る坐骨神経に沿った痛み)を伴う腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管(せきちゅうかん)狭窄症のほか、ケガによる骨折、尿路結石、さらには感染性脊椎炎やがんの転移、大動脈解離といった命に関わる病気が原因となることもあり、これらは医師による治療が必要だ。一方、原因がよく分からない腰痛は「非特異的腰痛」と呼ばれている。 「医師による治療が必要な特異的腰痛は、腰痛全体の15%程度といわれています。残る8割以上には深刻

    長引く腰痛 負のスパイラルを断ち切るには?
  • リバウンドの原因に糖質不足、WHO警告の甘味料とは?

    健康のためには糖質の取りすぎはよくないが、極端な糖質制限や低カロリー甘味料頼みのべ方はかえって生活習慣病などの病気のリスクを高めることがわかってきた。糖質制限をするとなぜリバウンドするのか、糖質が足りなくなると体にどのような影響が出るのか──、さらにこの5月に低カロリー甘味料の使用に対してWHOが警告を発した理由まで、最新情報を交えて専門家に正しい糖質の取り方・減らし方について聞いた。 >前編:リバウンドせず、体を若く保つ「正しい糖質の減らし方」 前編では、減量時や血糖値対策をする際の正しい糖質の減らし方として、たんぱく質で満足感を確保すると糖質源となるご飯やパン、麺類などの炭水化物の摂取量が調整しやすいこと、ご飯に大麦や玄米を加えるなどして炭水化物中の物繊維の割合を増やすべ方がいいことを紹介した。 ではなぜ糖質摂取量を減らしすぎるとよくないのか。もう少し詳しく聞いていこう。 糖質は

    リバウンドの原因に糖質不足、WHO警告の甘味料とは?
  • リバウンドせず、体を若く保つ「正しい糖質の減らし方」

    糖質の取りすぎは血管や肌の老化を進め、肥満にもつながります。でも、極端に糖質の摂取量を減らしすぎると、リバウンドしたり、エネルギー不足による筋肉量の減少や病気のリスクを高めることにつながることもあるといいます。そのため、今や糖質は「取りすぎないよう適正に減らす」のが常識となってきました。では、どのように取りすぎを防げばいいのか、最低限どれくらいとるべきなのか──。専門家に聞きました。 糖質とは炭水化物から物繊維を抜いたもの。非常に効率のいい重要なエネルギー源だがとりすぎると悪さをする。エネルギーとして使われずに余った糖質は、内臓脂肪や皮下脂肪として蓄積して肥満の原因になる。また、血糖値が高い状態が続くと糖尿病のリスクが高まり、老化も進みやすい。「体のコゲ」ともいわれるたんぱく質の糖化が進むからだ。糖化によってできた糖化変性たんぱくAGEs(終末糖化産物)が蓄積すると、肌、血管などの柔軟性

    リバウンドせず、体を若く保つ「正しい糖質の減らし方」
  • みぞおちが痛む「胃潰瘍」「十二指腸潰瘍」、今どきの原因は?

    ピロリ菌の除菌治療が広まり、解熱鎮痛薬による潰瘍が増加中 2023/6/28 田中美香=医療ジャーナリスト みぞおちを中心に痛みなどが出る、胃・十二指腸潰瘍。ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の除菌治療を多くの人が受けるようになった結果、ピロリ菌感染を原因とする胃・十二指腸潰瘍は大きく減少し、近年は解熱鎮痛薬による潰瘍の割合が増えている。胃・十二指腸潰瘍の現状や治療の実際について、埼玉医科大学かわごえクリニック院長の屋嘉比(やかび)康治氏に聞いた。 胃・十二指腸の内壁が深く欠損すると「潰瘍」となる 胃や十二指腸の「潰瘍」とはどんな状態なのでしょうか。「びらん」や炎症との違いについても教えてください。 屋嘉比氏(以下敬称略):胃の壁は、内側から順に、粘膜(粘膜筋板)、粘膜下層、筋層、漿膜(しょうまく)という四重の層で構成されています(図1)。一番内側にある粘膜は0.5mm程度の粘液でコーティ

    みぞおちが痛む「胃潰瘍」「十二指腸潰瘍」、今どきの原因は?
  • 「体に良い」も過ぎると「体に悪い」になる場合がある

    「体に良い」特定の品ではなく、多様な品をバランス良くべよう 2023/6/27 野口緑=大阪大学大学院公衆衛生学特任准教授 生活習慣病を解消し、一生ものの体をつくるために知っておきたいことを大阪大学大学院の野口緑特任准教授に解説してもらう連載。今回は老若男女を問わず血液データをきれいにしてくれるという「正しい事法」と「それぞれの品の目安量」を取り上げよう。 こんにちは。大阪大学大学院で生活習慣病予防の研究をしている野口緑です。生活習慣病を防ぐには、文字通り生活習慣がカギとなります。中でも柱になるのが「事」と「運動」であることはご存じでしょう。そこで今回は「正しい事法」について、お話ししたいと思います。 まず、ぜひ知っていただきたいことは「べてはいけないものなんてない」ということです。砂糖だって、脂肪だって、アルコールだって、決してとってはいけないわけではありません。問題は

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  • 大腸がんは「おとなしいがん」! 早期なら内視鏡で切除、ロボット手術も普及

    第3回 大腸がんの生存率の高さの裏に、治療技術の急速な進歩 2023/6/14 荒川直樹=科学ライター 大腸がんは現在でも増え続けているがんだが、5年生存率は少しずつ高くなっている。その背景にあるのが治療技術の進歩だ。早期であれば大腸内視鏡検査中にその場で切除することもある。手術治療では、患者にとって負担の小さい腹腔鏡手術が今や8割を超え、腹腔鏡手術の進化形であるロボット支援下手術も、2018年の保険適用を機に急速に普及している。大腸がんは「身近ながん」であるだけに、今は健康な人でも「大腸がん治療の基礎知識」は身につけておきたい。

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  • 日本の熱帯夜は死亡リスクを上昇させる 8月より6月が危険

    最低気温が高い熱帯夜の翌日は死亡リスクが高まること、死亡リスクが上昇した状態は最長で3週間ほど続くことが、日の熱帯夜と死亡の関係を検討した初めての研究(*1)で明らかになりました。 熱帯夜と死亡リスクの研究はほとんどなかった 高い気温が健康に悪影響を及ぼすことは良く知られています。しかし、これまでに行われた研究のほとんどが、その日の最高気温、すなわち昼間の気温と健康の関係を調べており、夜の気温と健康の関係を調べた研究はありませんでした。 夜の気温、すなわち、1日の最低気温が下がらないと、昼間の高温による疲労から回復できないまま翌日再び高温にさらされる可能性があります。近年、温暖化により熱帯夜が増加していることから、熱帯夜が健康にどのような悪影響を与えるのかを明らかにする必要があると考えた筑波大学のSatbyul Estella Kim氏らは、日人を対象に熱帯夜とその後の死亡の関係を検討

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  • 大腸がんになりやすいのはどんな人? 「5つの生活習慣」でポリープも予防

    では、大腸がんにかかる人も、大腸がんで亡くなる人も増え続けている。死亡数を減らすには早期発見が重要だが、それ以前の対策として、若いころから「肉や脂肪のとり過ぎ」「運動不足」などがんのリスクを高める生活習慣を改めることにも取り組みたい。現在明らかになっている危険因子の中には、「高身長」や「家族の病歴」など自分ではどうにもならないものもあるが、生活習慣の改善によってポリープの発生や悪性化(がん化)の抑制も期待できる。今回は、大腸がん予防のための生活習慣について紹介する。

    大腸がんになりやすいのはどんな人? 「5つの生活習慣」でポリープも予防
  • 年を取ったらハンバーガー、おやつで血糖値上昇を抑制 食の新常識

    高齢になったら事は「質より量」、朝で体内時計をリセット 2023/5/9 日経Gooday編集部 健康的でバランスの良い事をとることが何よりも大切だと考えられてきたが、この常識が変わってきている。年を取ったらとにかくしっかりべることが重要で、毎日肉をべたり、ハンバーガーなどのジャンクフードもお勧め。また、体内時計のメカニズムに合わせて事の「時間を変える」ことで、体の不調を改善したり、病気の予防にもつながったりする「時間栄養学」という新しい分野の研究も進んでいる。こうした事の新常識を紹介しよう。 「ジャンクフードは避ける」「糖質のとり過ぎはNG」「野菜をしっかりべる」「肉より魚がいい」……。健康のために事で気をつけるべきこととして、よくいわれることだ。しかしこれらの常識が、年を取ったらひっくり返るとしたらどうだろう。 実際、100歳を超えて元気に暮らしている人の中には、毎日

    年を取ったらハンバーガー、おやつで血糖値上昇を抑制 食の新常識
  • 大腸がんは早期発見なら治る! AIがサポートする大腸内視鏡も活躍

    人に最も多いがんとなった大腸がん。罹患率、死亡率ともに上昇し続けており、50歳未満の若年者の大腸がんが増えているという心配な情報もある。一方で、専門家は「大腸がんは治るがん」だと指摘する。治療も進歩し、ステージ3まで含めても5年生存率は85%近い。大切なのは予防、そして早く見つけることだ。この特集では、急増する大腸がんの予防、診断、治療に関する最新情報をお届けする。

    大腸がんは早期発見なら治る! AIがサポートする大腸内視鏡も活躍
  • 男性更年期対策でも注目の「亜鉛」 不足は長寿の大敵

    第4回 骨や筋肉、味覚の維持にも不可欠な「亜鉛」の注目の機能 2023/5/30 堀田恵美=ライター 筋肉や骨の成長に不可欠な栄養素であり、免疫機能や体温の維持、味覚の維持にも深くかかわる亜鉛。亜鉛は近年、長寿との関係や男性更年期障害の改善作用で注目を集めるミネラルでもあります。今回は、「亜鉛」が私たちの体で果たす機能を掘り下げます。 近年、長寿や更年期症状の緩和に役立つとして男性中心に人気を集めているミネラルがある。微量栄養素の1つ、亜鉛だ。 亜鉛は、骨格筋や骨、皮膚、肝臓、脳、腎臓など全身に分布するたんぱく質の構成に不可欠な微量ミネラル。体重70㎏の成人の体に含まれる亜鉛量は1.5~3g程度とされ、ほとんどがたんぱく質と結合しているという。最も多く存在するのは筋肉(約60%)、骨(20~30%)、皮膚・毛髪(約8%)、肝臓(4~6%)、消化管・膵臓(約2.8%)、脾臓(約1.6%)、脳

    男性更年期対策でも注目の「亜鉛」 不足は長寿の大敵