についてPeter H. LindertとJeffrey G. Williamsonという2人の研究者が論文を書き、その内容をvoxeuで紹介している(Mostly Economics経由)。 voxeuでは、1840年価格による個人所得という形で実際の値が示されている。それをグラフ化してみると以下のようになる。 また、同時に示されている期間別の年成長率をグラフ化してみると以下のようになる。 これを見ると、1774年時点では南部は北部の倍近い所得を誇っていたが、独立戦争後の期間(1774-1800)にその南部で特に落ち込みが見られ、1800年以降も他の2つの地域に比べて回復がはかばかしくなかったことが分かる。 ただ、それでも1800-1840年の全国ベースの成長率は1.26%に達し、クズネッツのいわゆる近代成長の基準値である1%をクリアしている。一方、同時期(1801-1831)の英国の成