【ニューヨーク共同】交流サイト最大手の米フェイスブック(FB)に税逃れの疑いが浮上している問題で、米国の税務当局がFBに30億~50億ドル(約3千億~5千億円)の追徴課税をする可能性があることが29日分かった。 FBが29日までに証券取引委員会(SEC)に提出した四半期報告書で言及した。FBには日本の国税庁に当たる米内国歳入庁(IRS)が調査に入っている。 報告書によると、FBは2010年にアイルランドに資産を移転したことに関連して、IRSから納税額が不足していると通知を受けたという。IRSは10年以降も納税額の不足が続いていると主張している。