介護・福祉用品を販売する日本ヘルスケア株式会社(東京都渋谷区)が自社ウェブサイトに活水器の効果効能を記載していた問題で、「血中の活性酸素を減少する」などの表記について、渋谷区は医薬品医療機器法(薬機法)抵触の可能性があるとして8月上旬に指導を行なった。 これを受けてヘ社サイトでは装置の効果効能に関する表記が削除された。 ヘ社は2010年ごろから血中の活性酸素減少をうたった医療機器「NOMOA(ノモア)」を販売していたが、2019年にサイト内の商品説明は削除され、「NMRパイプテクター」がNOMOAと同様な効果効能を持つとするページに差し替えられた。 NMRパイプテクターは日本システム企画株式会社が製造する活水器であり、給水管のサビを防ぐとの説明でマンション管理組合等に販売されているが、サビ取り装置が医療機器として使用できるという説明には不明点が多い。 なお、シ社とヘ社の所在地や代表取締役は