みや まず風景や行動の描写を出来るだけ長くしてみて下さい。そうですね、鳥居を抜ける恋人達のこの写真を見てただ単に「二人は鳥居を抜けた…」ではなく、「二人は熱い想いをそれぞれの胸に秘めて真っ赤な朱色の鳥居を加速する鼓動の早さと同じ速度で通り抜けた…」と表現してみては如何でしょうか?そうする事により恋人達の感情が温度となって読み手に伝わりますし、芸術的要素も加味されるのではないでしょうか?芸術的要素は純文学にとってとても必要不可欠な要素です。ありふれた風景や何気ない行動を美しく、芸術的に描写する様に意識して下さい。それだけで印象が格段に違ってきます。 また、真っ赤な朱色と描写する事により恋人達の幸せな未来を想像させる事が出来ますし、逆に「二人は静かな想いをそれぞれの胸に秘めて真っ青な蒼色の鳥居を絶望の淵をゆらゆらと漂いながら通り抜けた…」と描写すると、前者とは全く異なる幸せな恋人達ではない未来