インド太平洋地域を担当する英国のトレビリアン閣外相=20日午後4時22分、大阪市北区(竹川禎一郎撮影) 英外務省でインド太平洋地域を担当するトレビリアン閣外相は20日、大阪市内で記者団と懇談し、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への英国の加入に関し、今年後半にも実現するとの見通しを示した。日英が今月締結した、自衛隊と英軍の共同訓練などの手続きを簡素化する「円滑化協定」については、防衛分野の両国の関係強化につながると評価した。 トレビリアン氏は、英国は現在、TPP加入に向け法整備や市場アクセスなどをめぐる調整を進めており、2月にベトナムで開催を予定する関連会合で「残っている問題は解決する」との見通しを示した。 そのうえで「年後半ぐらいには(加入は)大丈夫ではないか。われわれは非常に頑強なパートナーになれる」と述べ、年内の加入実現に自信を示した。 また岸田文雄首相が今月訪英し、英国のスナク首
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