生物の先生の一言高校生のときの話です。 「生物」の先生が授業中、皆に向かって、 「私は、教育者ではないので、皆さんを教育するつもりはありません。ただ単に「生物」の知識を切り売りしているだけですからね」 と言いました。 なぜ、そんな話をはじめたのか、全く覚えていないのですが、学校の先生が、自分は教育者ではないと言い切ったので、とてもインパクトがあり、そこだけは鮮明に記憶しています。 この先生、いい感じのおじいちゃん的な風貌、よく言えば「枯れた」感じ、授業にしろ何にしろ普段からやる気は全くありませんでした。 相当の年齢でしたので、もしかしたら、いわゆる「でも・しか先生」の類だったのかもしれません。 *高度経済成長期では、「学校の先生でもやるか」とか、「学校の先生しかなれない」という人が教師になるケースがあり、そんな人たちのことを「でも・しか先生」と呼んでいました。 今の教師になる難しさからは、
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