聯合新聞網など台湾メディアはこのところ、中国大陸の飲食界で話題になっている「窮鬼套餐(貧乏人セット)」を紹介し、大いにもてはやされている理由と今後を分析する記事を発表している。 【その他の写真】 「貧乏人セット」は中国大陸部でマクドナルドやケンタッキーフライドチキンなどのファストフードが打ち出した「格安セット」に対する通称で、若い世代を中心に利用者が多いとされる。また、中国資本系のファストフードチェーンも、「貧乏人セット」を次々に登場させるようになった。それまでの通常価格ならば数十元(50元=約1000円)が必要だったが、「貧乏人セット」を利用すれば十数元(15元=約320円円)で済むとの紹介もある。 マクドナルドなど米国系のファストフードチェーンが中国大陸部に進出したのは1980年代後半だった。料金は従来型の庶民的な飲食店よりもかなり割高で、「比較的高級な飲食店」という存在だった。それで