窓口としてのスマートフォンが急速に普及するに連れ、中高生もその多くがインターネットを利用する機会を得られるようになった。彼ら・彼女らはネットを介し、何を楽しみ、何を経験し、どのように時間を費やしているのだろうか。ベネッセ教育総合研究所が2014年12月に発表した調査結果「中高生のICT利用実態調査 2014 報告書」から、その実態を確認していくことにする。 公立・全日制学校に通う中学1年生から高校2年生を対象に、学校通しの質問紙による自記式調査で行われた今調査の調査対象母集団においては、中学生が87.3%、高校生は96.6%がインターネットを利用している。 ↑ インターネットなどの利用状況(学校授業は含まず)その利用者に「普段はインターネットを使ってどのようなことをしているか」、その頻度も合わせて尋ねた結果が次以降のグラフ。各項目に「ほぼ毎日」「週3~4回位」「週1~2回位」「月1~2回位