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2021年10月25日のブックマーク (2件)

  • 京極尚彦①アニメで「映画」をやる面白さ『機動警察パトレイバー the Movie』 | Febri

    『ラブライブ!』をはじめとするアイドルものやCGダンスシーンに定評がある演出家・京極尚彦。だが、そのルーツは「実写映画にかぶれた映画青年」だった。第1回は、そんな彼を「アニメ」に振り向かせた『機動警察パトレイバー the Movie』についてのインタビュー。 ――まずは『機動警察パトレイバー the Movie(以下、パト1)』に出会ったきっかけから聞かせてください。 京極 じつは、僕はアニメをそんなに見ないで育ったんです。子供の頃はマンガみたいなものを描いたりしていたけど、アニメはジブリや『新世紀エヴァンゲリオン』みたいな、皆が見ているようなものだけで。それが高校のとき、スイッチが入ったように「実写映画」が好きになったんです。進路を決めるときも実写映画の監督になりたいと思って、芸大を選びました。 ――アニメファンが出発点ではなく、実写映画からだったのですね! 京極 当時は、岩井俊二さんの

  • 田中将賀②アニメ映画のすごさを知った『機動警察パトレイバー the Movie』 | Febri

    『君の名は。』や『空の青さを知る人よ』のキャラクターデザインで知られ、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』では作画監督としても名を連ねる田中将賀が選ぶアニメ3選。インタビュー連載の2目は、アニメ映画『機動警察パトレイバー the Movie』の魅力。 ――1989年公開作品ですから、当時、中学生くらいですね。 田中 そうです。なので、最初に見たときはストーリーもセリフの意味もほとんど理解できていなくて、ただ終盤のレイバーのアクションシーンにドキドキワクワクしていただけです。でも、その後は見るたびにだんだんと理解を深めていきました。年齢によってまったく感じ方が変わる作品なので、いまだに何年かに一度は見ているんです。僕にとってはアニメ映画の原体験というか、「これがアニメ映画か!」と衝撃を受けた作品ですね。 ――どんなところに衝撃を受けましたか? 田中 全体の構成や演出が非常に映画的で、そこが衝撃