「半永久的に静電気が貯められる液体」を開発 スマホやノートパソコンなどの電子機器や腕時計、リモコン…。 今や日常生活において電池が必要な製品であふれ、1日1回は充電や電池の交換をしている人が多いのではないだろうか? そのような中、国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)の研究グループが「半永久的に静電気が貯められる液体」という、何だかよくわからないけれど、すごそうな物質を開発したことが分かった。 この物質は、「ポルフィリン」という有機化合物を、「分岐アルキル鎖」という鎖状の炭水化合物で囲んだもの。 ポルフィリンは静電気を帯びることができ、これを炭水化合物の鎖が囲むと安定した構造になり、静電気を半永久的に貯められる液体になったのだという。 さらに、心拍や脈拍という非常に小さな振動を電気信号に変換でき、しかも伸縮、折り曲げなど様々に変えられる形で実現した。 でも「半永久的に静電気が貯め