「スキルを高めたい」という理由で転職を選ぶ人が増えているように思う。 エンジニアになりたいんです、ライター志望です、マーケティングの仕事を希望します。そのように彼らは言う。 ロンドン大学ビジネススクール教授ののリンダ・グラットン氏が、「高度な専門技能を身につけるには、仕事に費やす時間の半分以上を、技能習得にあてなければならない」※1と述べたとおり、多くの人は「スキルのつく職場」を探すのに必死だ。 ある意味その行動は正しい。今の時代に求められるのは、会社人間となったネラリストではなく、専門技能に通じ、どの企業でも使うことのできる知識を持つ、スペシャリストであるからだ。 だが「転職で失敗する人」は後を絶たない。 ・下積みだけをやって3年が終わった ・入社したら雑用ばかりだった ・スキルが身につかない仕事ばかりだった 「忍耐が足りない」「仕事が悪い」と言う方も居るが、実際のところは忍耐や仕事の問
![戦略的思考の人は、スキルの掛け算を意識する。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4423105db01e98d00777e490fd5589ea8c3746c2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblog.tinect.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2015%2F11%2F3786268069_890d9dd98c_z.jpg)