大作偏重のハリウッドを憂うスピルバーグPhoto by Kevin Winter/Getty Images For AFI[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグとジョージ・ルーカスが、現在のハリウッドの映画ビジネスの崩壊を予言したとハリウッド・レポーター紙が報じた。 南カリフォルニア大学映画学部の新校舎の設立を記念して行われたイベントに、スピルバーグは盟友のルーカスとともに参加。大作偏重の現在のハリウッドでは、ヒットメーカーですら映画企画の実現に苦労しているとスピルバーグ監督は告白。「娯楽の選択肢がたくさんあるなかで、スタジオは小さくて個性的な映画をたくさん作るよりも、大きな注目を集める大作映画に2億5000万ドルをかけるほうを優先している」と、ハリウッド映画が画一化してしまっていることを嘆いた。 また、「いずれ大きなメルトダウンが起きるはずだ。3作か4作、あるいは6作ほど
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