スマートフォンに保存した音楽を、クルマのFMラジオで聴くために活用する「FMトランスミッター」。クルマで手持ちの楽曲を楽しめる便利な製品だが、実は、こうした製品を使うことで、知らず知らずのうちに電波法を違反してしまう恐れがあるのだ。 日本で電波を扱う機器や設備は、法的な観点から、大きく3種類に分けられる。 1つめは免許が必要なもので、携帯電話の基地局や、テレビ・ラジオの放送局などが該当する。これらのインフラには混信を防ぐために周波数が割り当てられ、総務大臣の無線局の免許を申請する必要がある。 2つめは「技術基準適合証明」、いわゆる「技適」が必要なもの。携帯電話端末や無線LANルーター、コードレス電話、Bluetooth機器などが該当する。こちらは総務大臣の免許は必要ない。 そして3つめが、本稿のテーマとなる「微弱な電波を発するもの」。冒頭で紹介したFMトランスミッターや、クルマのキーレスリ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く