豊臣秀吉が脇坂安治へ宛てた書状=21日、兵庫県たつの市 兵庫県たつの市が2014年に購入した古文書約50通に豊臣秀吉から「賤ケ岳七本槍」の一人として知られる重臣脇坂安治へ宛てた33通が含まれていたことが分かり、東京大史料編纂所と龍野歴史文化資料館が21日、発表した。詳細な指示や叱責も記されており、秀吉の性格や天下統一前の情勢が詳しく分かる史料という。 秀吉の書状の日付は天正年間(16世紀後半)のものが多く、小牧・長久手の戦い、九州平定、大坂城造営、朝鮮出兵などについて記されていた。 解読した同編纂所の村井祐樹助教は「天下統一前の早い時期の史料がまとまって出てきたのは貴重。秀吉の細かい性格も読み取れる」と話す。
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