政治団体からの支出を家族旅行にあてたなどと週刊文春に報じられた舛添要一・東京都知事は13日の定例記者会見で、ホテルや飲食店への支出の一部について「収支報告書の訂正・削除をしたうえで返金したい」と述べた。 舛添氏が返金の意向を示したのは、ホテルの宿泊費2件▽イタリア料理店の飲食費1件▽回転すし店の飲食費1件▽天ぷら店の飲食費3件。朝日新聞の集計では、総額で約45万円分になる。 舛添氏は「私的な支出が誤って計上されていたことは心からおわび申し上げる」と述べた。一方、「これからはしっかりと仕事をして都民のために今まで以上に働く」と話し、知事職は続ける意向を示した。