大学院を中退し、家に3年間ひきこもった。理由は「なんとなく」。人と会いたくないわけではないし、好きな声優のライブにも行きたい。でも、移動時間がもったいないから、ただひたすら家の中にいた――そんな“元ひきこもり”の青年が開発した仮想空間サービス「cluster.」(クラスター)が5月31日、正式オープンした。 VR(仮想現実)でイベントスペースを立ち上げ、他ユーザーと触れ合ったり一緒にコンテンツを楽しんだりできるサービス。2016年2月にα版を公開すると、試したユーザーから反響が続々。Oculus Rift開発者として知られるパルマー・ラッキー氏も利用するなど、国内外から注目を集めた。 正式版では、誰もが無料でイベントを立ち上げられるようシステムを改良。エイベックス・ベンチャーズなどと提携し、アーティストやアニメ、2.5次元アイドルを生かした大型イベントも企画していく。 クラスターの加藤直人
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