現状でクラスター爆弾以外の「面制圧兵器」となると、真っ先に思い浮かぶのが燃料気化爆弾、サーモバリック弾の系統です。 燃料気化爆弾 - Wikipedia サーモバリック爆薬 - Wikipedia もう呼び方としては「サーモバリック弾」で統一した方がよいのかも知れませんが、まだまだ世間には良く知られていない兵器の為、燃料気化爆弾という呼称も使われ続けています。この種の兵器はロシアが開発に熱心で、チェチェン紛争で投入され成果を挙げています。 ただしこのTOS-1ブラチーノは遠距離砲戦用ではなく、有効射程は3500mまでで、近距離での敵歩兵掃討を狙った仕様です。遠距離砲戦用のBM-30スメルチ自走多連装ロケットシステムには9M55S弾頭という射程70kmのサーモバリック弾が用意されており、この種の兵器を地対地ロケットで運用する事に無理はありません。なおスメルチにはクラスター弾頭、単弾頭、サーモ
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