青森県と三厩漁協(外ケ浜町)は、マグロ漁の餌となるアオリイカとマグロの刺し身を交換する「いかdeまぐろシステム」を10月1日から本格実施する。釣りファンに生き餌のイカを提供してもらい高齢漁業者の負担軽減を図る同システムでは、昨年の実証試験でイカを蓄養する技術などを確立した。今後は、アオリイカの数に応じて本マグロの赤身や中トロと交換できる同システムのPRを進める。 津軽海峡本マグロは、来年3月の北海道新幹線・奥津軽いまべつ駅開業に向け地域の観光資源として知名度アップが期待されている。一方で、漁業者の高齢化が進み、マグロの水揚げ量を確保するため、生き餌となるアオリイカを確保するための長時間労働が課題として指摘されていた。 県青森地方水産業改良普及所(青森市)によると、同システムを利用する釣り人は、パソコンやスマートフォンで事前に登録し、釣り上げたアオリイカを生きた状態で漁協へ届ける。イカ1
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