「???・・・※○※△※□※!!!」 何も考えず鳥の骨らしき物体を拾い上げた私は、言葉にならない悲鳴を上げた。 と同時に、稲妻のような悪寒に身を震わせ、その場に立ち尽くした。 「何!?」 私は、とっさに手にした骨を床に放り投げた。 そして、離れたところからそれを凝視した。 「チキンじゃない・・・」 鶏の足骨によく似ていたが、足先の部分が鳥類ではなく・・・ 毛・肉球・爪・・・ それは、どう見ても獣の脚・・・猫の脚のようだった。 「どういうこと?」 私は、状況がいまいち飲み込めず。 骨になったネコの脚が落ちている経緯を考えたが、その答えはすぐに浮かんでこなかった。 「行くか・・・」 頭をひねっていても何も片付かない。 現地調査を済ませるまでは私に後退の道はなく、ひたすら前進あるのみ。 止まらない悪寒を背負いながら、私は、一歩一歩慎重に歩を進めた。 「!!!」 私の目は、前方に得体の知れない物体