概要 自宅にも会社みたいにバックアップ用のNASが欲しいというのを痛感したのと、安かったときに買ったまま放置されていたサーバが余っていたのと、夏を乗り切り電力供給もしばらく余裕のある状態が続くだろうということで、部内の非常に優秀なベテラン技術者が「イイヨー」と絶賛していた FreeNAS で NAS(Windows 向け samba と Linux 向け NFS。ファイルシステムは ZFS) を構築することにした。今回は 8.0.1RC1 だったので、将来再インストールする時にそなえた備忘録。 動画チュートリアル 文章をよむよりスクリーンキャストのほうがいい人は、開発チームの次のビデオをみればOK(USB インストーラーを作成したあとは、画面をポチポチするだけなので。自力インストールしたあとに気づいた) インストール全般 iSCSI まわり リソース周り 公式サイト http://www.
テスト用のFreeNASのダウンロードはこちらから。 http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=151951&package_id=229704 以下の情報はnightly build 0.7.4541に基づいています。 ZFSでメモリが明らかに足りないのでKVA_PAGESを増加してもらいました。 r4537においてコミットされたので、それ以降であれば2GBがカーネル空間に 割り当てられます。 また、r4539において新バージョンのistgtに変更してもらいました。 この版はFreeBSD initiatorで発現するバグを修正したバージョンです。 1.カーネルメモリの増加(i386版の必須事項) まず事前準備として、設定を変更します。 この変更はi386版ではメモリ搭載量にかかわらずZFSを利用する場合は必
前提条件・本体にHDDが3台以上搭載されている。 ・FreeNAS 0.7.1 stable (AMD64)がインストールされている。 新世代のRAID「RAID-Z」で高速ストレージを構築しよう(1)と、PRIMERGY TX100とFreeNASで、超かんたん格安静音ファイルサーバを構築しようの記事を、あわせてご覧ください。 注意点・FreeNASのZFSは多くの本番環境で運用されていますが、記事執筆時点では、基本的に「実験的」リリースです。自己責任でご利用ください。 (FreeBSD 8.0ベースのFreeNASでは、ZFSがv13となり、プロダクションレベルに達しています) 構築手順1)ZFS storage pool deviceでディスクをマウント メニューの[ディスク]→[マネージメント]から、ディスクを追加。 マウント時にファイルシステム事前フォーマットを「ZFS stor
メモリ8GBの場合は読み書きがすべて大きく高速化されています。 512MBの場合は逆に速度が落ちてしまいました。RAID-ZはZFSを使用するため、大容量のメモリが必要です。 (ちなみに、一般的には「最低2GBのメモリが必要」と言われているようです) RAID-Zの導入には、以下の環境が必要です。 ・ZFS対応のOS Solaris10,Open Solaris,FreeBSD,FreeNASなど。 ・大容量メモリ 最低512MB以上のメモリがないと、カーネルパニックを起こしてしまい、使用できません。旧型サーバで利用する場合には注意が必要です。 ZFS自体が高速CPUと大容量メモリの搭載を前提に設計されたファイルシステムですので、メモリ容量が少ないと性能を発揮しません。 当店で検証を行った場合、512MBの場合はソフトウェアRAID-5と同等の書き込み速度。1GBで約2倍、8GBで約3倍で
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Macに差分バックアップ機能があり、一定時間が経つとファイルの変更分だけをネット上にバックアップしてくれる。容量さえあれば、過去のどの状態にも戻せることから、Macではこの機能を「Time Machine」と呼ばれている。 FreeNASにもTime Machineのバックアップ先として機能するように、以下のとおり設定する。 自作のFreeNASに2基のHDDが内蔵されているが、容量の小さい方(320GB)の使い道は当分なさそうなので、バックアック先として利用する。容量320GBがいまのMacBook Proにはちょうど良いという面もある。 1. フォルダ「Time Machine」をつくる。 FreeNAS上、「高度な設定|ファイルマネージャ」を選び、Usernameにadmin, Passwordにそのパスワード(デフォルトではfreenas)を入力する。 フォルダmnt -> d
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