JR九州が福岡市内と郊外をつなぐ香椎線で、運転士が乗車しない自動運転列車の営業運行を16日から始める。国内では「ゆりかもめ」などの新交通システムですでに実例があるが、人や車が立ち入る踏切のある地上区間としては国内初となる。人口減少に伴い将来的な運転士不足が危惧されるなか、自動運転で現場の担い手を広げ、ローカル線の維持につなげたい考えだ。運転士なしの営業運行を始めるのは西戸崎駅（福岡市）と宇美駅