●病原体 犬ジステンパーウイルス ●感染経路 感染した犬の鼻水・唾液・尿などとの接触や、飛沫などによって感染する。 特に冬の乾燥した環境では伝染性が強くなる。 ●症状 発熱や食欲不振、目ヤニや鼻水、咳、くしゃみ、嘔吐、下痢など。 進行すると震えや痙攣など、脳炎からくる神経症状を起こす場合もある。 感染すると、発病率、死亡率が高い病気であり、回復後も後遺症が残る場合がある。 ●治療方法 ウイルスを殺す治療方法はないため、 細菌による二次感染を防ぐための抗生物質の投与、輸液療法などの対症療法、補助療法を行う。