「編集長がそのような姿勢を取るのは危険である」「情報システムのプロフェッショナル向け雑誌が書いてはいけない話だと思います」。 最近の「日経コンピュータ」誌に掲載した特集記事に対し、上司、社内の諸先輩、さらには編集部員から冒頭の批判が寄せられた。特集のテーマは、情報システムのダウン(停止)にどう対処すべきか、というものであった。社内のやり取りをわざわざ開示する必要はないが、このテーマは重要と思うのでこの場を借りて報告し、日経ビジネスオンライン読者のご意見を伺ってみたい。 「マスメディアの報道批判」に批判 特集の題名は「ダウンに動ぜず」という。特集の構成は以下の通りである。冒頭に、情報システムのダウンは新聞やテレビで大きく報道されがちだが、ダウンの影響度合いに比べると報道が大げさかつ理不尽である、という主張を掲載した。次に、理不尽だが世間が問題視するにはそれなりの理由がある、情報システムのプロ
![【5】何度やってもうまく書けない「情報システムのダウン(停止)問題」:日経ビジネスオンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/05f492a9ba706b05ca8fd61b1840b099fb59fdc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbusiness.nikkeibp.co.jp%2Fimages%2Fn%2Fnbo%2F2011%2Fcommon%2Fnbologo_ogimage.png)