夫婦の話し合いで親権者を決められない場合は、 調停や裁判によって決定されます。 子どもの親権について 今回は、実際の調停では どういった基準で決められるのか 確認していきましょう。 具体的には以下のポイントから判断されます。 ■子どもの希望 子どもが15歳以上の場合は、 本人の希望も考慮しなければなりません。 また10歳未満で幼い場合は、 母親との触れ合いが必要とされ 親権を判断されることもあります。 ■周囲の協力者の有無 実家の祖父母など、 育児に協力してくれる人がいるかどうか ということが重視されます。 親が働きに出ている間、 子どもの面倒を見てくれる人がいることは とても重要になります。 ■経済力 経済力は養育費によって補われますので 親権者の決定においてはあまり重視されませんが 一応判断基準になります。 ■父母の健康状態 身体的にも精神的にも健康であるかどうか、 重要な基準になりま