本を通じて街のにぎわいを生み出そうと、三条市の商店街にカフェを併設した本屋がオープンし、記念の式典が行われました。 この本屋は地域の街作りを行っている若者たちの団体が中心になりオープンさせたもので、22日は記念のセレモニーが行われました。 はじめに三条市の滝沢市長が「ものづくりの町としての側面も維持しながら、これを機会として三条市から文化も発信できればうれしい」とあいさつしました。 新たにオープンした本屋、「Sanjo Publishing」は地元の商店街の建物を改装して作られ、1階が本屋、2階がカフェになっています。 販売される本は、古本を中心に建築関係のデザインなど、ものづくりに関する本が数多く置かれ、地元の企業の社長などがおすすめの本を紹介する特設コーナーも設けられています。 店ではものづくりの新しいアイデアを生み出したり、市民が交流したりする場所として活用してほしいということです。