昨年夏の甲子園大会に出場した高知市立高知商業高野球部の部員が、同校ダンス同好会主催の有料の発表会にユニホーム姿で出演したことが日本学生野球憲章に抵触する可能性があることが18日、県高野連や同校への取材で分かった。日本高野連は処分を検討している。 高知商は「認識不足で軽率な行動だった。深く反省している」としている。 高知商によると、ダンス同好会は昨年12月、高知市内の会場を借りて発表会を開催。500円の入場料を取っていた。チアガールとして応援してくれたお返しに部員がユニホーム姿でゲスト出演。甲子園での試合の一場面を再現するパフォーマンスなどを披露した。 県高野連は、こうした活動が野球部や部員の商業的利用を禁じた日本学生野球憲章に抵触するとして問題視。高知商は県高野連の求めに応じ、報告書を提出した。