数を表す際の表現である何割「強」や「弱」といった強弱の表現は厳密にどのような場合使われるか。 例えば、21.3%や19.8%を約2割を言うことがあるが、23.4%なら2割強、18.9%なら2割弱と言う、といった「何.何%なら強(弱)を使う」というような判断基準があるのか。また、何割「超」の「超」は強弱のように対になる表現があるのか。 数の接尾語として強や弱を使う際の明確な基準は見当たらなかった。また、数の接尾語としての「超」に対になる表現は「未満」とする資料があった。 資料1『日本国語大辞典 第2版 第4巻』 p390「強」の項に、「ある数の端数を切りすてたとき、示す数字よりは少しあまりがあることを示すために数字のあとに付けて用いる。⇔弱。」とある。 資料2『日本国語大辞典 第2版 第6巻』 p1094「弱」の項に、「ある数の端数を切り上げたとき、示す数よりは少し、不足があることをいうため