神戸市は11日、市危機管理センターの完成に合わせて誕生した、防災を啓発する新たなキャラクター「どすこい防サイくん」を発表した。 「デザイン都市・神戸」を推進するため連携する神戸芸術工科大と協力。デザインの基本は防災の「災」にかけたサイ、「力持ちで市民を守る」というコンセプトで、同大が昨年春からキャラクターづくりを進めた。 青いまわし姿で首に赤いスカーフを巻いた防サイくん。同大デザイン学部ビジュアルデザイン学科の大学院1年奥村晃大さん(23)が作成した。「温厚な性格でのんびりしているけど、とても力持ち。災害時には持ち前の力で困っている人たちを助ける」という頼れるキャラクターだ。 市は「防災体制はさまざまな機関の連携で成り立っている」として、近々、防サイくんの仲間をデビューさせる予定。(三島大一郎) (2012/01/12 09:15)