終了のお知らせを目にして、かつて使っていた自分のダイアリーの事を思い出した。 懐かしくなり、アーカイブしていたお気に入りフォルダから開いてみる。 長い時間が空き、今ははてブくらいしか使っておらず、 ダイアリーには何を書いたかすっかり忘れていた。 ページの色味を懐かしみながら日記をたどるうちに 一つ一つの出来事がはっきりと脳裏に蘇ってきた。 当時高校生の私、 後輩と行ったマクドナルドでのたわいもない会話。 彼氏からもらったポーチの写真(現物はもうない)。 弟との喧嘩の直後、自分の部屋で書いた臨場感たっぷりの日記。 受験に悩み、なぜか志望先大学のURLだけを羅列した日記。 第一志望に無事合格した頃には、すでにダイアリーを使わなくなっていた。 そんな中、ふと思い出した日がある。 高3の冬の日。母が他界した日だ。 その日以降、初めて日記を書いたのは暮れ頃だったか。 やはり具体的な内容までは覚えてい
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