UI界をリードするグッドパッチ社。アプリケーションデザイナー/インターフェイスデベロッパーとして働く丸怜里さんは、日本語に適したインターフェイスを設計するために、まずは言語における文章の展開のされ方を調査した。そのプロセスに迫っていく。 ※ 2018年3月に開催された「UI Crunch #12「伝える」を加速させる。書く、読むUI」のレポート記事としてお届けします。 文化を考慮した日本語アプリケーションのUI 「言語は、文化のインターフェイスのひとつだと考えています。UIを設計するためには文化の理解が必要だと感じ、一度アプリケーションの世界から離れ、文化の研究を始めることにしました」 こう語ってくれたのが、グッドパッチ社で働くアプリケーションデザイナー/インターフェイスデベロッパーの丸怜里さん。彼が担当することになったアプリは、中川政七商店さんの「さんちの手帖」。いきなり開発に着手したわ