報道陣からの質問に笑みを浮かべる菅直人首相=16日午後8時23分、首相官邸、西畑志朗撮影 菅直人首相(民主党代表)は16日、党運営の要となる幹事長に岡田克也外相の起用を決めた。政策調査会長は玄葉光一郎氏が留任して閣僚を兼務。国会対策委員長には鉢呂吉雄・衆院厚生労働委員長の起用が決まった。党役員の骨格が固まったことで、首相は17日中の改造内閣発足に向け、閣僚人事を本格化させる。これまでに、総務相に片山善博・前鳥取県知事の起用が固まったほか、馬淵澄夫・国土交通副大臣の閣僚起用を検討している。また、首相は小沢一郎前幹事長と輿石東参院議員会長に、代表代行への就任を打診した。 首相は16日夜、小沢氏の処遇について、首相官邸で記者団に「いろいろお願いしようと考えている」と述べていた。首相の打診に対し、小沢氏、輿石氏とも返事を保留している。 首相はこうした党役員人事を17日の両院議員総会に正式に提