なぜ高額な年俸を払えるのか? これらの企業を見て、単に羨ましがっていてはダメだ。「なぜこれほどの高給を支払えるのか」を自分なりに分析しておくことが大切である。 平均して1000万円、2000万円といった給与を社員に渡せるのは、その会社の利益が大きいことを意味している。扱う商材の金額も大きい。つまり、相当な利幅が稼げているのだ。 M&A業界は文字どおり企業の売買を手掛け、その仲介とアドバイザリー業務で儲ける。つまり扱う商材は「会社そのもの」だ。当然大きな会社のM&Aとなれば、十億はおろか百億単位の金額で売買されるので、M&Aを手掛ける会社の手数料も莫大なものとなる。現在はコロナの影響もあって企業の統廃合がさかんに行われている。M&A業界は儲かるに決まっているのだ。 そして昔から高年収の定番とされる商社。食品から鉱物に至るまで、様々な商材を扱っている。商社はとにかく扱う商材の物量が膨大だ。大量