労働条件が求人票と異なるとして告訴痛ましいニュースが報道されています。 ・徹夜後に事故死“求人票と違う”と告訴状 ・「求人票と異なる勤務は違法」 交通事故死の遺族が刑事告訴 ・ハローワーク「求人票を信じた息子は戻ってこない」遺族が「虚偽記載」で勤務先を告訴 これは植栽会社に勤めていた労働者が、求人票には残業は月20時間とあったものの、実際には100時間を超える残業があり、職安法違反で刑事告訴したというものです。 この労働者は、長時間残業による疲労の影響で帰宅途中に交通事故を起こしてしまい亡くなっています。 ご遺族の気持ちを思うと、言葉もありません。 こうした求人票には甘い労働条件を示して労働者を獲得し、現実には厳しい労働条件で働かせる事例が後を絶ちません。 こうしたやり口は、「詐欺求人」とか「求人詐欺」などと呼ばれています。 野放しにされる「詐欺求人」詐欺求人の相談は、昔からありました。