スイカ普及、消える都心の券売機 跡地活用にJR意欲(1/2ページ)2008年10月13日16時2分印刷ソーシャルブックマーク 案内図やポスターなどが掲示されている、切符の券売機があったスペース=1日午後、JR新宿駅、中田徹撮影 都心のJRの駅から近距離切符用の券売機が姿を消している。切符を買わずに改札を通れるIC乗車券Suica(スイカ)が普及し、切符を買う人が急速に減っているためだ。JRは新たな商機ととらえ、跡地利用に頭をひねっている。 1日に80万近い人が乗車するJR新宿駅。スイカが登場した01年度末には114台の券売機があったが、94台(07年度末)に減った。新たな改札口ができて一部で券売機が増えたにもかかわらず、全体で2割近く減っている。 地下東口では券売機12台が撤去され、幅10メートルのスペースがポカッと空いた。今はキャッシングが出来る現金自動出入機(ATM)を設置したり、周辺