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  • スコセッシ監督が、映画監督志望の若者に推薦する傑作39本 : 映画ニュース - 映画.com

    各国の名作がずらり写真:ロイター/アフロ [映画.com ニュース] マーティン・スコセッシ監督が映画監督を志望する若者のために、外国映画39作品を推薦していたことが明らかになった。 ピクサー・アニメーション・スタジオの契約社員となったばかりの23歳の若者、コリン・レビィが自らのブログで明かしたもの。レビィによると、高校時代に製作した短編映画がYoung Arts賞を受賞した際、そのご褒美としてスコセッシ監督作品を40年以上に渡って手がける名編集者セルマ・スクーンメイカーの指導を受けることができたという。その際にスコセッシ監督との面会も実現し、その後、監督から書籍やDVDと一緒にスコセッシ監督が推薦する映画39作品のリストが送られてきたのだという。 39作品はいずれも非アメリカ映画で、フランス、イタリア、ドイツなどヨーロッパ映画のほか日映画の名作がずらりと並ぶ。この出来事がきっかけで、映

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  • アリス・イン・ワンダーランド : 映画評論・批評 - 映画.com

    2010年4月13日更新 2010年4月17日より丸の内ルーブルほかにてロードショー バートンらしくない生真面目さが目立った19歳のアリスの物語アリスの年齢を原作の6歳から19歳に変えたことで、過去の映画化作品とは別のテイストになった。ウサギを追いかけて穴に落ちたアリスが、マッドハッターや賢者の芋虫、チェシャに出会う設定はそのままだが、脈絡のない不思議体験に終わった6歳の時と違って、今回の冒険は現実のアリスの人生にフィードバックしていくのだ。最初アリスはワンダーランドに適した自分のサイズを見つけるのに苦労する。それは彼女が昔ここに来たことを忘れているのを示すと同時に、19歳の今、進路を決めかねていることも暗示している。そして、子どもの頃の冒険心を思い出し、横暴な赤の女王を倒してワンダーランドの危機を救うことで、自分の人生に於いても戦う準備ができるのだ。 ワンダーランドのビジュアルもキャラ

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  • 第9地区 : 映画評論・批評 - 映画.com

    2010年3月30日更新 2010年4月10日より丸の内ピカデリーほかにてロードショー SFを触媒に社会問題を照射しつつ、娯楽精神に満ちた大活劇へ昇華する語り口も視覚的にも極めて斬新。疑似ニュース映像で引き込み、果ては壮大なアクションを堪能させる。実験的手法と大衆性を同居させた新鋭ニール・ブロムカンプの手によって、ありふれたモチーフや話法が生彩を放ち始めるのだ。 巨大UFOがヨハネスブルグ上空に覆い被さる非日常的な光景にまずは驚かされる。工業地帯を逆さにしたような母船の中に居たのは、侵略者ではなく大量の難民。差別の対象としてのエイリアン像は、南ア生まれでアパルトヘイトを知るブロムカンプの原風景であり、今なお地上から消えない移民問題を彷彿とさせる。そう、作のモキュメンタリー形式は虚実を曖昧にするのではなく、SFを触媒に現実を照射するために意味を成す。国連を揶揄したような難民管理組織の職員の

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  • かいじゅうたちのいるところ : 映画評論・批評 - 映画.com

    2010年1月5日更新 2010年1月15日より丸の内ルーブルほかにてロードショー 孤独な少年の心の奥底へ降り、荒ぶる魂を鎮めていく精神療法的ファンタジー悩ましい大人の頭の中身を眩惑的に描いてきた鬼才スパイク・ジョーンズが、センダックの絵を手掛かりに孤独な少年の心の奥底へ降りていくと、そこには哀しくも愛おしい、ちょっと凶暴な世界が広がっていた。 父性を欠いた家庭。母や姉に構ってもらえないマックスは、荒海を越え不思議な孤島に流れ着く。混沌の森、淋しげな砂漠、哀愁の砂浜。少年の現実が投影された心象風景の表現法に目を見張る。耐え難い状況に直面した子供は、受け容れやすく変形させた虚構の居場所を創り上げ、なんとか答えを見出そうとする。マックスの痛みは、「パンズ・ラビリンス」の冷酷な父から逃れようと必死なオフェリアや、「千と千尋の神隠し」の飽の限りを尽くした両親を救うべく奔走する千尋に比べれば、さ

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  • 作家スティーブン・キングが何度もレンタルする「ハズレなしの定番映画」20本 : 映画ニュース - 映画.com

    映画.com ニュース] 「キャリー」「シャイニング」「ショーシャンクの空に」などの映画原作者としても知られるモダンホラーの巨匠スティーブン・キングが、コラムを連載中の米エンターテインメント・ウィークリー誌で、新作映画に疲れたときにレンタル店で借りたくなる「ハズレなしの定番映画」ベスト20を発表した。 自作の映画化では唯一「クジョー」がランクイン。「ディー・ウォレスがアカデミー主演女優賞にノミネートされなかったことに、今も腹を立てている」とか。また、「タイタニック」という少々意外なセレクションについては、キング自身も「どうぞ、笑いたければ笑ってくれ」とコメントしている。 その他、「恐怖の報酬」「遊星からの物体X」ともに、「オリジナルも素晴らしいがリメイクのほうが好き」などといった好みも告白している。 スティーブン・キングの定番映画ベスト20は以下の通り(順不同)。 1.「恐怖の報酬」(7

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