東京大学は指導する女性の大学院生に交際を迫ったり、体を触ったりしたとして、50代の男性教授を停職4か月の懲戒処分にしました。この大学院生は、精神的に追い込まれ研究を続けられなくなったということです。 大学院生が被害を大学に申し出たため、大学が男性教授に聴き取り調査をしたところ「そういった事実はない」と否定したということですが、交際を迫る内容のSNS上の記録が残っていたことなどから、事実を認めて停職4か月の懲戒処分にしました。 この大学院生は、精神的に追い込まれ研究を続けられなくなったということです。 東京大学は「あるまじき行為であり、決して許されない。再発防止に努めたい」とコメントしています。