公益財団法人「日本数学検定協会」(東京)は15日、今年10月に実施した実用数学技能検定で、東京都世田谷区の小学5年高橋洋翔君(11)が、大学程度・一般レベルとされる1級に合格したと発表した。これまで中2(13歳)だった最年少の合格記録を塗り替えた。 協会によると、高橋君は、5歳から数学検定への合格を目標に学習を始め、2014年に小1(7歳)で高2程度の2級に、15年には小2(同)で高3程度の準1級に、それぞれ最年少で合格している。 高橋君は数学者になるのが夢といい「これからもその先にある数学を学んで、新しい定理や予想を打ち立てたい」とコメントしている。