2021年7月4日のブックマーク (1件)

  • 原子核をつなぐパイ中間子が軽い仕組みを理論的に証明

    この世に何種類もの元素が存在するのは、質量の小さなパイ中間子が、陽子や中性子を結びつける強い力を媒介するからだ。パイ中間子がその役目を果たせるほど軽い要因が理論的に証明された。 【2021年6月28日 カブリIPMU】 水素を除くあらゆる元素の原子核は、複数の陽子と中性子が「パイ中間子」の媒介する強い力で結びついている。同じ正の電荷を持つ陽子同士の間には電磁気力による反発力が生じるが、陽子の間を飛ぶパイ中間子が伝達する強い力はその電磁気力をはるかに上回る。これはパイ中間子の質量が極めて軽いからこそ成り立つことだ。仮にパイ中間子が重すぎたなら、陽子や中性子の間で強い力が届かなくなり、陽子1つで原子核を成す水素以外の元素は存在できなかっただろう。 パイ中間子の質量が軽い場合と重い場合のイラスト。(左)パイ中間子が重い場合、陽子の間でパイ中間子が強い力を媒介することができず、陽子同士は離れていく

    原子核をつなぐパイ中間子が軽い仕組みを理論的に証明
    q-Anomaly
    q-Anomaly 2021/07/04
    この記事タイトルからは何が新しいのかわからないのですが・・・キーワード的に beyond the standard model の話ではないですか?/SUSY QCDでもパイオンが出るということと、普通のQCDの解析手法として使えるということか