ノルウェーの首都オスロで開かれたノーベル平和賞の授賞式で演説するドミトリー・ムラトフ氏(2021年12月10日撮影)。(c)Stian Lysberg Solum / NTB / AFP 【12月11日 AFP】フィリピンのジャーナリスト、マリア・レッサ(Maria Ressa)氏と共同で今年のノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)を受賞したロシアの独立系紙ノーバヤ・ガゼータ(Novaya Gazeta)のドミトリー・ムラトフ(Dmitry Muratov)編集長は10日、ノルウェーの首都オスロで開かれた授賞式での演説で、殉職したジャーナリストたちを追悼する1分間の黙とうを呼び掛けた。 ムラトフ氏は「ジャーナリストが長生きできるよう望む」と演説。「ロシアのジャーナリズムは暗黒時代を迎えている」と訴え、100以上の報道関係者や報道機関、人権保護団体やNGOが最近、同国の司法省に