中国の電子商取引(EC)大手アリババグループの看板(2025年2月21日撮影)。(c)Hector RETAMAL/AFP 【11月15日 AFP】中国の電子商取引(EC)大手アリババグループは15日、AFPの取材に対し、米国内の標的に対する中国軍の作戦を技術的に支援しているとの報道を「完全に誤り」だと否定した。 これに先立ち英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は15日、ホワイトハウスから同紙に提供された国家安全保障に関する文書に基づき、アリババが「米国内の標的に対する中国軍の『作戦』を技術的に支援している」と報じた。 文書によると、アリババは「IPアドレス、WiFi情報、決済記録」などの顧客情報を中国政府と人民解放軍(PLA)に提供しているという。 FTは文書の真偽について独自に検証できなかったが、ホワイトハウスがこうした行為が米国の安全保障を脅かすと考えていると報じた。 中国・杭州に本