ジョージーナ・ラナード科学記者 メキシコのジャングルの木々に埋もれていた古代マヤ文明の巨大都市が、何世紀かを経て発見された。 考古学者らがメキシコ南東部カンペチェ州で見つけたのは、ピラミッド、運動場、地区と地区を結ぶ道路、円形競技場など。 「バレリアナ」と学者らが呼ぶこの都市は、LiDAR(ライダー、光検出と測距技術)により、植物に埋もれた構造物を特定することで見つかった。 古代ラテンアメリカ最大のマヤ文明遺跡とされるカラクムルに次ぐ規模だと、学者らはみている。 スコットランドの主要首都エディンバラと同程度の大きさがあるこの都市は、ある考古学者がインターネットでデータを閲覧していて「偶然」見つけた。 「グーグル検索の16ページ目あたりで、メキシコの環境モニタリング団体が行ったレーザー測量データを発見した」と、米テュレーン大学の博士課程の学生ルーク・オールド=トーマスさんは説明する。 その測