ドコモ前田新社長が語る「通信品質」の現状 自ら現場でモニタリング、d払いが使いにくい店舗にも出向く(1/2 ページ) ITmedia Mobileでは、2024年6月にNTTドコモの社長に就任した前田義晃氏にインタビューを実施。通信品質、金融サービス、料金プラン、端末ビジネスなど、幅広くお話をうかがった。今回はその中から、通信品質対策の現状についてのお話をお届けする。 ドコモは2023年頃から「つながりにくい」「通信速度が遅い」といった状況を改善すべく、300億円を先行投資して、全国2000箇所以上を「点」、鉄道動線を「線」としたエリア対策を強化してきた。2023年12月までに9割以上の対策を終了したが、まだ品質改善は継続している。前田氏は、6月18日の社長就任会見にて、ネットワーク調査機関のOpensignalの調査でドコモが1位になることを目標に掲げた。 では、現状のドコモの通信品質に