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東武鉄道と日立製作所は11月13日、東武宇都宮線の改札機に顔認証システムを導入した。2024年に共同開発した生体認証システム「SAKULaLa」(サクララ)によるもので、東武宇都宮駅~栃木駅間の12駅が対象となる。 利用者は、SAKULaLaのWebサイトから定期券の交通系ICカード番号と顔情報を登録。改札に設置されたタブレット型端末に顔をかざすと、定期券保持者であることが判定され、改札を通過できる。この時撮影された顔画像は、認証後すぐ削除される仕組みだ。 両社はこれまで、指静脈認証を軸にSAKULaLaを展開してきたが、新たに顔認証を追加。顔情報の登録もスマートフォン上で行えるようにし、より手軽な“ウォークスルー認証”の第一弾として改札での利用を開始した。日立製作所によれば、指静脈と顔という複数の生体認証を同じ基盤で提供するサービスは、国内で初めてという。 2026年春以降には、オムロン
「LINEの送信取り消しが有料になってる」――こんな投稿が11月12日ごろから、SNSで話題になっている。 実際は、送信取消は無料でも可能なのだが、取り消し可能時間が10月下旬から「1時間以内」に短縮された。それより後に取り消したい場合は、有料会員になる必要がある。 LINEで誤送信したメッセージを削除できる「送信取消」機能の仕様は、10月下旬に変更。取り消し可能な期間が「24時間以内」から「1時間以内」に短縮された。 さらに、有料ユーザー(LYPプレミアム会員)なら11月7日から「最大7日間」取り消し可能に。「メッセージの送信を取り消しました」という表示なしで取り消せるようになった。 この2つの機能変更により、「送信取消が有料になった」というイメージにつながったようだ。
米Microsoftは11月12日(現地時間)、同社初の「AIスーパーファクトリー」を米国内で運用開始したと発表した。米ジョージア州アトランタに設置されたこの施設は、同社によるAIモデルの学習および推論用途に特化した超大規模データセンター施設「Fairwater」シリーズの第2拠点で、1つのデータセンターではなく、州をまたぐ複数施設を結び付けて1つの大規模AIトレーニング基盤を構築しているという。 このAIスーパーファクトリー構想では、ウィスコンシン州のFairwater拠点とアトランタを専用ネットワーク「AI WAN」で直結し、数千~数十万台規模のGPU、数百万コアのCPU、エクサバイト級のストレージを連携させ、大規模AIモデルの学習を数カ月から数週間へと短縮することを目指している。 アトランタのFairwaterデータセンターには、ラック単位でのNVIDIA GB200/NVL72シス
警察庁が11月12日、偽の著名人アカウントによる投資詐欺への注意喚起として、公式X(@NPA_KOHO)で、著名人本人による「ホンモノからのメッセージ」を紹介した。 だが「ホンモノ」という表現が「むしろ偽者っぽくて怪しい」との意見が集まり、この投稿の真偽を疑う声まで飛び出した。 警察庁は公式Xで、三橋貴明氏、両@リベ大学長、森永康平氏からの「ホンモノ」のメッセージとして、「私が投資を呼びかけることは絶対にありません」「私がLINEを通じて投資の話をすることはありません」などを紹介。 SNSで、3人をかたるアカウントによる投資詐欺が確認されているとして、偽アカウントの投稿内容もあわせて公開し、注意を呼び掛けている。 関連記事 高市首相の映像を悪用した偽広告、警察庁が注意喚起 「お金の話が出たら詐欺!」 警察庁は、高市早苗首相の映像を悪用した偽広告が確認されているとし、アクセスしないよう注意を
米OpenAIは11月12日(現地時間)、8月にリリースした「ChatGPT-5」のアップデート版「GPT-5.1」をリリースしたと発表した。同社はこれを「GPT-5のアップグレード」と位置づけており、「ChatGPTをよりスマートに、会話をより楽しくする」としている。 同日から有料ユーザー向けに展開されており、すべてのユーザーに提供する計画だ。 「Instant」と「Thinking」 新モデルには、瞬時に回答する「Instant」と、より良い回答のために長く思考する「Thinking」がある(「Auto」ではモデルが自動的に選択される)。GPT-5モデルは向こう3カ月はドロップダウンメニューから選択可能だ(その後削除される見込み)。 このアップグレードは、ユーザーからの「優れたAIは賢いだけでなく、会話が楽しいものでなければならないという意見」を受けて実施したという。 Instantモ
ポケトークXは、両面に両面ディスプレイを備えた通訳用端末。AI同時通訳ソフト「Sentio」(センティオ)を搭載し、41言語の音声を76言語の音声・テキストにリアルタイムで翻訳できる。据え置き型とすることで、空港や行政窓口、医療機関、ホテルのフロントなど、公共空間での常設利用を見込む。 高感度マイクにより、騒音下でも精度の高い翻訳が可能なほか、会話の流れや文脈を解析して同音異義語を聞き分けるという。話し始めた言語を自動で検出して翻訳を開始する「自動言語判別機能」も今後搭載予定だ。 “不適切な表現”を検出し、一文全てを非表示にする「不適切表現フィルター」も備える。この他、「ISO 27001」「HIPAA」といった国際的なセキュリティ基準に準拠し、通訳データを即時削除する機能を設けるなど、個人情報や機密情報を扱う場でも導入しやすくした。 法人向けには、利用状況の分析やSIMの期限管理、紛失時
エレコムが、大型トラックボール「HUGE」(ヒュージ)シリーズの新モデル「HUGE PLUS」(ヒュージプラス)を発表した。11月下旬に発売予定で、想定実売価格は1万9800円となる。 HUGE PLUSは、2017年に発売された人気モデル「HUGE」の8年ぶりとなるリニューアルモデルで、直径約52mmの大玉ボールを採用した人差し指操作のトラックボールだ。筆者もかつてこのHUGEを愛用していたのだが、ある理由で使用を断念した過去がある。 今回、発売前に新モデルを試用する機会を得たので、HUGEから変更点や使い勝手を詳しく紹介していこう。 →エレコムのトラックボール「HUGE」「bitra」シリーズに新モデル登場!
米Googleは11月12日(現地時間)、仮想アプリ配信(VAD)ソリューション「Cameyo by Google」をリリースしたと発表した。Googleの企業向け製品群に直接統合され、Windowsベースの企業によるChromeOSへの移行を容易にするサービスだ。 このサービスは、Googleが昨年6月に買収した米CameyoのVADサービスをベースに改善したものだ。 Googleによると、新しいCameyoエクスペリエンスは、個別の仮想デスクトップ環境を切り替えるよりも効率的で、デスクトップ全体を仮想化するのではなく、必要なアプリだけをストリーミングできるという。これにより、ExcelやAutoCADなどのWindowsベースのプログラムをChromeなどのWebアプリと並行して実行できるようになり、企業はMicrosoftとGoogleのサービスを柔軟に組み合わせて利用できるようにな
JR東日本が11月11日、交通系ICカード「Suica」のイメージキャラクターである「Suicaのペンギン」の卒業を発表したが、ファンから「卒業しないでほしい」と惜しむ声が広がっている。 こうした声について、JR東の広報担当者にのコメントを求めたところ「お客さまのこれまでのご愛顧に、心より感謝申し上げます」と謝意を示した。 JR東はSuicaのペンギンについて「『Suica』の認知度向上・利用促進に多大な貢献をいただいた」と感謝する。 「Suicaのペンギンは権利関係が複雑で、キャラクターの維持が難しかったのでは」との推測も広がっている。JR東に卒業の理由を改めて聞いたが、、「Suicaが『移動のデバイス』から『生活のデバイス』へと新たなフェーズに入るため」と答えるにとどめた。 次のキャラクターは「現時点で未定」。キャラ原案に「何らかの形でお客様に参画していただくことも検討する」としている
ゲーム配信サービス「Steam」を運営する米Valveは11月12日(現地時間)、2022年発売のゲーム機「Steam Deck」に続く、3つのハードウェアを2026年初頭に発売すると発表した。コントローラ「Steam Controller」、ゲーミングPC「Steam Machine」、VRヘッドセット「Steam Frame」だ。 いずれもSteam Deckと同じ設計思想を持ち、Steamによって動作し、連携し、ユーザーが選ぶあらゆる周辺機器とともに使用できるとしている。 販売価格や具体的な発売日程についてはまだ公表していない。 Steamのすべてのゲームで使える「Steam Controller」 Steam Controllerは、Steam上の、コントローラ向けに作られていないゲームであってもプレイできるよう設計したコントローラ。トラックパッド、ジャイロ、背面ボタンといったSt
この連載について 過去25年間にわたる、IT部門のコスト削減や効率化を目的とした合理的判断の連続が技術力の空洞化を招き、DX推進の期待に応えられないという不合理な結果を生んだ。 さらに、多くの企業が既存IT人材を事実上の消耗品として扱っているとしたら、それは部門の生気や覇気を奪う「呪縛」とも言える。 本連載は、この古い常識を問い直し、従業員を資本家と捉える「共創資本」という新たな考えを提示する。 「日本のIT部門はなぜDXに失敗するのか 過去25年の呪縛から学ぶ」のバックナンバーはこちら 前回は、日本の情報システム部門が過去25年間で直面してきた構造的変化を振り返った。2000年代初頭のオフショア開発の導入やリーマンショック後の標準化・効率化推進、技術進歩に伴うアウトソース依存の拡大という一連の流れは、いずれも「その場、その場で合理的に判断した結果」であった。 しかし、これらの判断の積み重
大阪府茨木市松下町のインターネット通販大手Amazonの倉庫で11月11日午前に起きた火災は、12日午前で発生から丸1日が経過した。12日午前10時20分現在で鎮圧の確認ができておらず、消火活動が続いている。 火災は11日午前10時20分ごろに発生。倉庫で働く従業員から「3階で火災が発生している」と119番があった。茨木市消防本部は夜間も消火活動を続けたが、鎮圧の確認ができていない。 大阪府警茨木署によると、倉庫は4階建てで、3階は荷物を保管するスペースだという。当時、倉庫内には300人以上の従業員がいたが、避難し、全員無事だった。 関連記事 本番さながらの訓練がもたらす変化とは? 三菱地所の防災訓練に参加した 1日に三菱地所「常盤橋タワー」で行われた避難訓練を取材した。テクノロジーの進歩やテレワーク普及といった変化により、その風景も以前とは少しずつ変わっているようだ。 仏OVHcloud
GMOインターネットグループは11月12日、AI活用の評価制度「AIエージェント活用・一騎当千プロジェクト」を開始すると発表した。AIエージェントの活用度を5段階で評価。今後、人事評価にも反映するという。 AIの活用度は独自指標「GMO AI Agility Rank」で測る。上からS~Dの5段階評価で、それぞれの基準は以下の通り。同社はまず評価を開始し、フィードバックを踏まえ人事制度にも取り入れる予定だ。 S:「業務でのAI活用または、その推進で目覚ましい実績を残している」 A:「規範となるべき業務でのAI活用とその推進を行えている」 B:「規範となるべき業務での活用ができている」 C:「初歩的なAIの業務導入ができている」 D:「AIを業務に導入できていない」 これに伴い、社内のリスキリングプログラムにAIエージェント活用に関する講座を新設する。さらに1人当たりが活用するAIエージェン
豪カーティン大学などの研究チームは11月11日(現地時間)、悪魔のような特徴を持つ新種のミツバチを見つけたと発表した。西オーストラリア州のゴールドフィールズで見つかったミツバチで、雌バチが悪魔のような小さな角を持つのが特徴。このため発見した研究者は、その学名に「ルシファー」の名を取り入れた。 新種のミツバチの学名は「Megachile lucifer」。luciferはラテン語で「光をもたらす者」の意味を持つが、キリスト教の伝承では堕天使や悪魔と解釈されるようになり、そのイメージが定着した。 研究チームは、絶滅危惧種の野生の花「Marianthus aquilonarius」の調査中にこのミツバチを見つけたという。論文の筆頭著者であるキット・プレンダーガストさんは「雌の顔には素晴らしい小さな角が生えていた。この新種の解説を執筆中、Netflixのドラマ『ルシファー』を見ていたため、この名前
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)と三菱UFJ銀行は11月12日、ChatGPTと2社のアプリなどを連携させる構想を発表した。ChatGPT上で家計や資産運用の相談をしたり、商品を検索して決済できたりする仕組みを検討しているという。2024年10月に発表した米OpenAIとの連携に基づくもので、AIを活用したサービス開発や業務改革を本格化させる。 OpenAIが25年10月に発表した新機能「Apps in ChatGPT」との連携を検討。MUFGグループのアプリをChatGPTに接続し、ユーザーの状況に応じた金融アドバイスをAIとの自然な対話の中で提供する仕組みを構築する。さらに、商品検索から購入までをChatGPT上で完結できる「Agentic Commerce」規格にも対応し、MUFGの決済サービスを組み込む構想も示した。 この他、チャット形式で口座開設やサービスの申し込み
この問題を巡っては、俳優や声優の権利保護活動などを行う日本俳優連合が7日、「『にじボイス』に対し、33件のキャラクターボイスが組合員の声に酷似している件について問い合わせを行った。その結果、音声を取り下げるとの回答を得られた」と報告していた。 一体何があったのか。Algomaticに詳細を聞いた。 「あくまで自主的な判断」 にじボイスは、Algomaticが2024年12月に正式にリリースしたAI音声サービス。「声の権利を守るためのプラットフォーム」をうたい、AIの学習には「適切に権利処理された音声データのみを使用している」としていた。 今回取り下げたのは、にじボイスで提供していた全124キャラクターのうち、33キャラのボイス。Algomaticによると、9月29日に日俳連から、組合員の声に酷似しているとして、33キャラの削除を求める書類を受け取った。その後、社内で取り下げを決定し、10月
なぜ、Suicaは「チャージ上限2万円」なのか? コード決済導入でどう変わる? JR東日本に聞いた(1/2 ページ) JR東日本が、2026年秋をめどにモバイルSuicaへコード決済機能を導入すると発表した。これまで2万円が上限だったSuicaの決済額が、一気に数十万円規模へ引き上げられる方向だ。これは単なる機能追加にとどまらない。JR東日本が「Suicaルネサンス」と銘打つ、デジタル戦略の一手であり、Suicaを根本から変える可能性がある。 Suicaが抱えてきた“2万円の壁”とは? 「Suicaは便利だが、上限2万円では足りない」──。SNS上では、こうした声が長年にわたり、半ば“ど定番の意見”のように呟かれ続けてきた。 オートチャージ非対応地域への滞在中、毎月何度も手動でチャージする必要があり、不便さを感じました。旅行の際にも上限額が十分とはいえず、Suica決済に対応したホテルで利
アスクルは11月12日、ランサムウェア被害の影響で中止していたWeb受注業務のうち、一括購買サイト「ソロエルアリーナ」の一部の商品で受注を再開した。 「ASKUL」のWebサイトでの受注を含む業務の本格再開は12月上旬以降になる見通しだ。 12日に再開したのは、ソロエルアリーナの全会員からのWeb注文。これまでFAXで受注していた箱単位の注文(コピー用紙など/約230アイテム)と、医療機器などメディカル品(477アイテム)の単品注文で、Web受注を再開した。 ただ倉庫管理システムを使わずに運用しているため、通常サービスよりも配送に日数がかかっているという。 ソロエルアリーナでのサプライヤーからの直送品の受注も同日に再開。文具や日用品、飲食消耗品、PC周辺機器など約200万アイテム (9サプライヤー)でスタートし、順次拡大する。 アスクルの出荷拠点は、10月29日時点で、東京・新木場物流セン
情報通信研究機構(NICT)は11月12日、太陽面で大規模な爆発現象(太陽フレア)が複数回発生し、地球方面への高速コロナガスの噴出を確認したと発表した。同日夜間から影響が出るおそれがある。 11日午後7時4分に太陽面北西付近に位置する黒点群14274で、X5.1クラスの爆発を確認した。また9日にはX1.7、10日にもX1.2の太陽フレアが発生しており、地球方向への大規模なコロナガスの噴出が複数回あった。高エネルギーのプロトン粒子の増加も確認した。 放出されたコロナガスの一部は、すでに地球周辺に到来しており、今後1日から2日の間にさらなるコロナガスが地球に到来、通過すると予想される。この影響で地球付近の宇宙環境や電離圏、地磁気などが乱れる可能性がある。 NICTは、GPSを用いた高精度測位の誤差増大、短波通信の障害、人工衛星の運用への影響などのおそれがあるとして、注意を呼び掛けている。 関連
イオン(千葉市)は11月11日、電子マネー「WAON」の支払いで付与される「電子マネーWAONポイント」を、2026年3月1日から順次、「WAON POINT」に統合すると発表した。分かりやすさと利便性の向上が目的だとしている。 電子マネーWAONポイントは、電子マネーWAONで支払いをした際に付与されるポイントで、利用はWAON残高にチャージしての方法に限定されていた。一方のWAON POINTは、WAON POINT加盟店(主にイオン系列)で支払いをしたときに付与されるもので、1ポイント=1円として加盟店での直接支払いなどや他社ポイントとの交換に利用できる。統合後も同様だ。 統合後のWAON POINTを確認するには、iAEON、WAONステーション、smart WAON公式Webサイトの各サービスを利用する。付与単位(200円毎に1ポイント)や有効期限(最大2年間)は変更されないが、
Google、Appleの「Private Cloud Compute」似の技術「Private AI Compute」発表 米Googleは11月11日(現地時間)、ユーザーがデータのプライバシーを保ちながら、デバイス上で高度なAI機能を利用できる新しいクラウドサービス「Private AI Compute」を発表した。クラウド上のハイエンドなGeminiモデルのパワーと、オンデバイス処理に期待されるセキュリティとプライバシーの保証を組み合わせた新しいAI処理プラットフォームだ。 米Appleが昨年のWWDCで発表した「Private Cloud Compute」とよく似ている。そちらは、同社の生成AIサービス「Apple Intelligence」をクラウドとデバイスの双方の「Appleシリコン」で提供するというものだ。 Private AI Computeは、Google独自のカスタ
帝国データバンクの試算によると、2025年9月の「カレーライス物価」は1食438円と過去最高水準に接近。15カ月連続で2ケタ上昇が続き、10月には460円台に到達する見通しだ。コメとタマネギの高騰が主因となっている。
ITエンジニアの業務に欠かせない存在となりつつある生成AI。どのくらいの頻度で使用する人が多いのか──INSTANTROOM(東京都渋谷区)が11月11日、調査結果を発表した。
著者プロフィール 山口伸 経済・テクノロジー・不動産分野のライター。企業分析や都市開発の記事を執筆する。取得した資格は簿記、ファイナンシャルプランナー。趣味は経済関係の本や決算書を読むこと。 X:@shin_yamaguchi_ 日本マクドナルドが紙ストローの提供を廃止する。2022年に再生可能な素材、リサイクル素材の使用を掲げ、プラスチックストローを紙ストローに切り替えたが、11月19日からストローなしで飲める蓋「ストローレスリッド」を導入する。 スターバックスも、2020年から提供していた紙ストローを1月からプラスチック製に切り替えた。「吸いにくい「リップの付着が目立つ」など消費者からの不評もあり、紙ストローの廃止に至ったとみられる。紙ストローの代替として「リサイクル」「バイオマス」がトレンドになってきている。
JR東日本は11月11日、モバイルSuicaにコード決済機能を2026年秋に追加すると発表した。これまでの「タッチして支払う」交通系ICの強みを保ちながら、上限額2万円を超える支払いに対応するなど、Suicaを決済インフラとして再構築する構想だ。背景には、単なる機能拡張ではなく、「交通と生活を融合させる新たなエコシステムの確立」という、より大きな戦略的意図がある。 →「Suicaのペンギン」が2026年度末で引退 サーバ保存式のプリペイドコード決済(最大30万円)の導入に伴いイメージを刷新 サーバ管理で上限額上限2万円→30万円に引き上げ 新たなコード決済機能では、従来のように端末内で残高を管理するのではなく、サーバ上で一元的に残高を把握する仕組みを採用する。これにより、従来の上限2万円という制約を超え、最大30万円までの支払いが可能となる。さらにビューカードを連携すれば、チャージ不要でク
Googleは2025年11月6日(現地時間)、「Gemini API」に新機能「File Search Tool」を導入したと発表した。これは、RAG(検索拡張生成)システムをマネージド化したもので、データの検索から回答生成までを一貫して処理する仕組みだ。 「File Search Tool」でRAG開発はどう変わるか 仕組みと価格 File Search Toolは「Gemini」の出力の信頼性や検証可能性を高めるために設計されている。Gemini APIクライアントでファイル検索ストアを作成し、ファイルをアップロードした後、「generate_content」実行時にツールとして指定することで利用できる。 料金体系は以下の通りだ。 ファイルの保存とクエリ時の埋め込み生成は無料だ。ファイルを初めてインデックス化する時の埋め込み生成に料金が発生する。料金は100万トークンあたり0.15ド
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)は11月12日、「PlayStation 5 デジタル・エディション 日本語専用」を21日に発売すると発表した。価格は5万5000円。13日の午前10時から国内の取扱店やECサイトで予約受付を始める。 本体言語を「日本語」、かつ国/地域を「日本」に設定しているアカウントでのみ利用できるモデル。ディスクドライブを搭載していないデジタル・エディションのみで、PS5本体やカバーをマットな質感に仕上げた。 処理能力はそのままで、内蔵SSDは825GB。ダウンロード版のPS5ゲームおよび一部を除くPS4ゲームをプレイできる。別売のディスクドライブを取り付けてパッケージ版のゲームをプレイすることも可能だ。 SIEは「PS5は本日11月12日に初期モデルの発売から5周年を迎え、日本国内において4500本を超えるPS5タイトルが販売されています。ぜ
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 英ノッティンガム大学などに所属する研究者らがNature Communicationsで発表した論文「Biomimetic supramolecular protein matrix restores structure and properties of human dental enamel」は、歯のエナメル質を修復・再生できるゲル素材を開発した研究報告だ。このゲルは歯に塗布するだけでよい手軽さを併せ持つ。 歯のエナメル質は硬い組織で光沢のある薄い層であり、毎日のそしゃくや酸による侵食から歯を守る重要な防御壁となっている。エナメル質の劣化は虫歯の主
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 英ケンブリッジ大学と米Metaに所属する研究者らがNature Communications誌で発表した論文「Resolution limit of the eye - how many pixels can we see?」は、人間の目はどこまで解像度を見分けられるのかという限界値、いわゆる「網膜解像度」が、従来信じられていたよりも高いことを明らかにした研究報告だ。 人間の眼がどれだけ細かいものまで見分けられるかという問題は、ディスプレイ技術の発展にとって根本的な問いである。これまで視力検査の基準として使われてきた「20/20視力」(日本でいう1.0
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